日本僑報社

日中平和友好条約40周年記念

「推薦図書」を特集ページで紹介

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社は、今年の日中平和友好条約締結40周年にあたり、これを記念する「推薦図書」を公式サイトの特集ページで紹介しました。

*日中平和友好条約締結40周年記念推薦図書「記念すべき年に、良書紹介特集」

http://jp.duan.jp/40th.html 

 

日中平和友好条約」は、日中間の平和友好関係の強化、発展を目的にした5条からなる条約1978年8月12日に締結され、中国の最高実力者だったケ小平氏が批准書交換のために来日し1023日に発効しました

日本僑報社からは、この条約締結など日中関係の歴史を伝える書籍も多数刊行されています。以下に、関連書籍をご紹介します(順不同、肩書きは出版当時)。

この機会にぜひ、お手に取ってご覧ください。

 

(1)『永遠の隣人―人民日報に見る日本人』(日本語版)

孫東民、于青編、段躍中監訳

http://duan.jp/item/46.html 

――「中国記者が見た日中国交の30年」。日中国交正常化30周年を記念し、両国の交流を中国側から見つめてきた人民日報の駐日記者たちが書いた記事をまとめた『永遠的隣居』の邦訳版。田中角栄、福田赳夫、大平正芳ら歴代首相や、中国で農業、港湾の近代化を指導した日本人技術者など、中国とかかわりの深かった日本人へのインタビューを中心に紹介。

 

(2)『「大平学校」と戦後日中教育文化交流日本語教師のライフストーリーを手がかりに』

 孫暁英著

 http://duan.jp/item/206.html 

 ――日中平和友好条約締結40周年記念出版。故大平正芳元首相が設立に尽力した「大平学校」は、日中平和友好条約締結を背景に、日本の対中ODAで北京に開かれた。日本語教育の拠点となったその全貌が今、明らかに!

 

(3)李徳全――日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

石川好監修、程麻、林振江著、林光江、古市雅子訳

 http://duan.jp/item/242.html 

 ――日中国交正常化45周年記念出版。戦後初の中国代表団を率いて訪日し、戦犯とされた1000人前後の日本人を無事帰国させた日中国交正常化18年も前の知られざる秘話を初刊行。

 

(4)『春華秋實――日中記者交換40周年の回想』

段躍中編

http://duan.jp/item/015.html 

――日中記者交換40周年記念出版。「この40年間に、両国のたくさんの『特派員』が現地の政府や社会各界から協力を受け、支えられつつ、困難を乗り越え仕事に励み、たくさんの記事を書いてきました。(中略)彼らは、その一時代の歴史の記録者というのみならず、両国関係の目撃者でした」――趙啓正・中国国務院新聞辧公室主任の記念講演より。

 

(5) 『中日関係大事総覧』

陳錦華編著、遠藤茂訳

http://duan.jp/item/159.html 

――旭日大綬章を天皇陛下から直接授与された唯一の中国要人がまとめた中日重要関係史!全国政協元副主席が2000余年の両国関係史を総括。中日関係を「奮い立たせ、呼び起こす」一冊。

 

(6)『日中外交交流回想録』

林祐一著(元外務省特命全権大使)

http://duan.jp/item/082.html 

――「林元大使九十年の人生をまとめた本書は、官と民の日中交流の歴史を知る上で大変重要な一冊であり、読者各位、特に若い方々に推薦します」――衆議院議員・(社)日中協会会長 野田毅

 

(7) 『わが人生の日本語』

劉徳有著

 http://duan.jp/item/039.html 

 ――大江健三郎氏推薦の話題作『日本語と中国語』(講談社)の著者・劉徳有氏が世に送る日本語シリーズ第4作! 日本語の学習と探求を通して日本文化と日本人のこころに迫る好著。日本図書館協会選定図書。

 

(8)『日中国益の融和と衝突』

 殷燕軍(関東学院大学教授)著、飯塚喜美子訳

 http://duan.jp/item/078.html 

 ――日中平和友好条約30周年記念出版。「日中間では、国益の融和と衝突が、ほぼ同率で存在している。両国は『運命共同体』という依存関係にあるが、同時に、国益を巡る対立と排斥も目立つ。日中関係の根本的な改善は、国民レベルの相互信頼を醸成し、互いに国益において戦略的妥協が求められている」(本書より抜粋)

 

(9)『あのころの日本と中国――外交官特派員の回想』

王泰平著、 仁子真裕美訳、 山本展男監訳

http://duan.jp/item/93.html 

――日中記者交換40周年記念出版。60年代末から70年代の初めにかけては、時の話題となるニュースや外交課題が集中的に現れ、一人の新聞記者として、また外交官としても千載一遇の光り輝く時代であった」(前書きより)

 

(10) 『日中和解・共栄への道―関係改善への戦略的提言―』

周永生(中国外交学院教授)編著、鄭青榮訳

http://duan.jp/item/020.html 

――日本の対中国・アジア外交の行き詰まりの原因はどこに?

本書は、国連常任理事国入り問題、シベリア石油獲得問題などのグローバルな鳥瞰図を示し、その中の日本外交の動きと問題点を浮き彫りにする。

 

(11)『新中国に貢献した日本人たち』

 中国中日関係史学会編、武吉次朗訳

 http://duan.jp/item/57.html 

 ――“友好の原点ここにあり”。「埋もれていた史実が初めて発掘された。日中両国の無名の人々が苦しみと喜びを共にする中で、友情を育み信頼関係を築き上げた無数の事績こそ、まさに友好の原点といえよう。登場人物たちの高い志と壮絶な生き様は、今の時代に生きる私たちへの叱咤激励でもある。若い世代に一読を勧める所以である」(故元副総理・後藤田正晴)

 

(12) 『続 新中国に貢献した日本人たち』

 中国中日関係史学会編、武吉次朗訳

 http://duan.jp/item/021.html 

 ――“草の根の交流こそ”。「この『新中国に貢献した日本人たち』の続編に登場する人々は、戦争で破壊された日中両国の友好を、自ら汗と血で修復して、今日の礎を築かれた。両国関係が厳しい状況にあるとき、地道な草の根交流という原点に立ち返るよう、本書の人々は呼びかけている」(故元副総理・後藤田正晴)