午前9時から、都内西池袋の日本僑報社で、米ニュースサイト「ハフィントンポスト」の日本版の取材を受けました。黄さんは今回の来日の印象などについて、しっかりした日本語で答えました。若手の日本人男性記者は以前、復旦大学新聞学部に留学し卒業されたのだそうで、奇遇にもこの場に3人の“復旦人”がそろいました。
取材の後、日本僑報社に隣接する立教大学池袋キャンパスで記念撮影をしました。同キャンパスは昨年100周年を迎えたそうで、歴史あるレンガ造りの校舎が印象的です。
続いて正午前、作文コンクール顧問として長年にわたり応援してくださる東京大学の高原明生教授(現代東アジア政治)を訪ね、受賞の報告をしました。文京区にある本郷・弥生の両キャンパスを訪問し、学生食堂でボリュームたっぷりのおいしいランチをいただいたこと、さらに弥生(農学部)キャンパスにある明代の儒学者で日本に渡来した朱舜水の記念碑を見学したことも、思い出に残る体験となりました。
午後2時半から、港区芝の島田総合研究所内「島田塾」に島田晴雄会長(首都大学東京理事長)を訪ね、受賞の喜びを報告しました。企業経営者の学びと交流の場「島田塾」を率いる島田会長は、その幅広い視野によるブログを中国語でも発信されています。この日も限られた時間でしたが、島田会長のグローバルな視点や交流の一端についてうかがうことができました。
午後4時から、永田町・議員会館に林芳正参議院議員(日中友好議員連盟会長、前文部科学相)を表敬訪問。黄さんの受賞について報告したほか、同議員連盟が長年、作文コンクールの後援をしてくださることに、改めて感謝の意を表しました。
夜は、港区の駐日中国大使館で開催された「婦女節」(国際女性デー、3月8日)のパーティーに参加。同大使館を初めて訪れた黄さんは、程永華大使、汪婉大使夫人、福田康夫元首相夫人らにお会いし、受賞の喜びを報告。日中の各分野で活躍される諸先輩の姿を見て、意欲を新たにしていました。
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