2009年2月6日 その3
林芳正 元防衛大臣(日中友好議員連盟事務局長)
林元防衛大臣は日中友好議員連盟会長事務局長をつとめ、中国を多く訪問された経験があり、受賞者の一人、湘潭大学日本語教師、張さんが教鞭を執る湖南に行ったこともあると話されました。二人に「不易流行」の言葉を記して下さった林氏は、「座右の銘でもあるが、世の中にはかわるものとかわらないものがある。日中友好も永遠に続くべき」と激励いただきました。
大使賞受賞者の二人は、今回の訪問で初めて日中外交に関わる日本の政治家と面談し、頬を紅潮させていました。特に、張さんは初めての日本とあって、中国に帰国した後に表敬訪問の経験を活かしたいと意気込みを語りました。「私の教える大学は地方の大学で、日本語を学んでも日本に来たことのない学生がほとんど。日本に関する情報も不足しているが、今回の表敬訪問を活かしたい」
将来日本で就職したいという夢がある徐さんは、「そのときは在日中国人として、日中交流の第一線で、日本で頑張っていきたい」と抱負を語り、最後に二人とも「私達はコンクール参加者の代表として、お世話になった人々に感謝し、今後も日中友好に少しでも貢献したい」と口をそろえました。
林芳正 元防衛大臣と大使賞受賞者