19回「中国人の日本語作文コンクール」

応募総数2376本に!

 

 

 

 

【日本僑報社発】第19回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社がメディアパートナー、在中国日本国大使館などが後援)の応募作品集計が、614日に発表された。

 

今回の日本語作文コンクールは、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、51日から31日までの間にわたり作品を募集した。

 

集計の結果、中国のほぼ全土にわたる28省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など155校から、2376本もの多くの作品が寄せられた。男女別では女性が1769本、男性が607本。女性が男性の約3倍に上り、過去と同じく女性応募者が圧倒的に多かった。

 

特筆すべき点としては、昨年に続き中学校、高校および専門学校が約20校の応募があったことに加え、今回初めて香港の中学生から応募があったことで、これはコンクール史上初めてのことである。

 

19回のテーマのコンセプトは「日中平和友好条約締結45周年を思う」。これに沿ったテーマおよびテーマごとの応募数は以下の通りである。

@先人たちに学ぼう―日中平和友好条約の今日的な意味(867本)

Aポストコロナ時代の日中交流―私の体験と提言(796本)

B日本語と私―指導教師への「ありがとう」(613本)

C特設テーマ、日中の友好都市交流について考える〜滋賀県と湖南省をモデルに〜(100本)

 

今後、数次にわたる審査員の厳正な審査により、応募作品の中から最優秀賞(日本大使賞)(1本)、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本に加え、佳作賞(約100本)が選出される予定。

 

3等賞以上の入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。さらに年末には「表彰式・スピーチ大会」を予定している。

 

また、主催者はこれに先立ち、今年の「園丁賞」受賞校名簿を発表した。具体的には1校で50本以上の応募があった学校を授賞対象としており、今回は武漢理工大学(110)、長春理工大学(104)寧波工程学院(101)など19校を表彰することとなった。

 

※ 第19回「中国人の日本語作文コンクール」応募者一覧

 http://duan.jp/jp/2023all.pdf

 

※「園丁賞」受賞校一覧

http://duan.jp/jp/2023c.htm

 

※中国人の日本語作文コンクール総合案内

http://duan.jp/jp/

 

 

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