17回「中国人の日本語作文

コンクール募集要項を発表

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所は2021年の年初に当たり、今年の第17回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表しました。

 

中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社・日中交流研究所が主催し、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社がメディアパートナー、また在中国日本国大使館などの後援により行われます。

 

17回のテーマのコンセプトは、新型コロナウイルスの早期収束を願い、未来志向の日中交流へのヒントを探るために「ポストコロナの日中交流」とします。

これに沿ったテーマは、

(1)私はこう考える!ポストコロナの日中交流

(2)伝えたい!「新しい交流様式」実践レポート

(3)アイデア光る!私の先生の教え方

――の3つ。

 

※ 第17回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項

http://duan.jp/jp/2021.htm

 

※ 第17回「中国人の日本語作文コンクール」テーマ趣旨説明

http://duan.jp/jp/20212.htm

 

テーマの選択は自由で、1人につき複数作品の応募も可能です。「ポストコロナの日中交流」をコンセプトに、若者らしい自由な発想やユニークな提言に満ちた作文をお待ちしています!

 

17回日本語作文コンクールへの応募資格は、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生であること(社会人は不可)。

応募作品の中から、最優秀賞・日本大使賞1本をはじめ、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本、さらに佳作賞約100本を選出する予定です。

 

最優秀賞受賞者には「日本1週間招待」の副賞が与えられます。

また上位入賞作は「受賞作品集」として1冊の書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される予定です。

 

作文の応募期間は、5月20日(木)から5月31日(月)まで(必着)。

主催者は「今年も、オリジナリティー豊かで新しい発見があり、感動と共感の得られる作品に期待したい。そして、できるだけ正しく自然な日本語表現を目指してほしい」と呼びかけています。

 

中国人の日本語作文コンクール

 

日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の相互理解と文化交流の促進をめざして、2005年にスタート。中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、2021年で第17回を迎えた。これまでの16年で中国全土の300校を超える大学や大学院、専門学校などから、のべ49287人が応募。中国国内でも規模の大きい、知名度と権威性の高いコンクールへと成長を遂げている。作文は一つひとつが中国の若者たちのリアルな生の声であり、貴重な世論として両国の関心が集まっている。

 

大好評発売中

 

最新刊『コロナと闘った中国人たち――日本の支援に「ありがとう!」伝える若者からの生の声』(日本僑報社)

http://duan.jp/item/305.html

 

2020年初め、新型コロナの感染拡大が確認された中国に世界が支援の手を差し伸べた……。第16回「中国人の日本語作文コンクール」は(1)新型肺炎と闘った中国人たち―苦難をいかに乗り越えたか(2)新型肺炎から得られた教訓や学んだこと(3)ありがとうと伝えたい―日本や世界の支援に対して―の3つのテーマで作文を募集。中国全土に及ぶ応募作計3438本から選び抜かれた上位81本を完全収録する!コロナ支援に対する感謝の気持ち、コロナと闘う感動の実体験など中国の若者が日本人に伝えたい生の声、心の声を届ける!

 

最優秀賞に選ばれた萬園華さんの「私たちを言葉が繋ぐ」は、2020年の新型コロナ流行に対して、日本から送られた支援物資とそこに書かれていたメッセージ、そして2008年の四川大地震に駆けつけた日本の救援隊の真摯な姿を重ね合わせて、感謝の意を表すとともに「将来、一人前の通訳者になるために日本語をしっかり学ぶ」と意欲を新たにする作品。こうした中国の若者たちの「生の声」からは、日中関係の明るい未来への希望が感じ取れることだろう。