在中国日本大使館には第一回から後援していただいておりますが、第四回からはさらに日本大使賞を設け、歴代大使の宮本雄二氏と丹羽宇一郎氏および現職の木寺昌人大使には、ご多忙を極めておられる中、自ら大使賞の審査をしていただきました。ここで改めて、宮本氏と丹羽氏、木寺大使をはじめ、大使館関係者の皆様に心より御礼申し上げます。 また、第2回から第6回までご支援いただきました日本財団笹川陽平会長と尾形武寿理事長の本活動へのご理解と変わらぬご支持にも御礼申し上げます。 そして、第7回より協賛いただくことになった株式会社ドンキホーテホールディングス代表取締役会長兼CEO、財団法人安田奨学財団理事長安田隆夫氏には、奨学金制度の設立など多大なご支援を賜り、中国の学生たちの日本語学習の励みとなることと、心より感謝申し上げます。 第9回からは、東芝国際交流財団にも協賛をいただいております。改めて御礼申し上げます。 朝日新聞には、坂尻信義前中国総局長のお陰で第七7回から協賛をいただいております。現任の古谷浩一総局長が遠方の受賞者を取材し、その記事を日本に伝えてくださったことは、厳しい日中関係が続く中で日本国民が中国を冷静に見る一助になったと思います。ここで両氏に敬意と感謝を表します。 また、谷野作太郎元中国大使、作家の石川好氏をはじめ、これまで多大なご協力をいただきながらも、ここでお名前を挙げることができませんでした各団体、審査委員、支援者、並びにボランティアの皆様にも感謝いたします。 誠にありがとうございました。 受賞式に参加あるいは作文集を読んだマスコミ関係者の方が、各メディアを通して、本コンクールおよび作文集が、日本国民に日本の良さの再認識や両国関係の相互促進、win―winの関係を築くためにも有用な中国の若者の生の声≠ノ触れられることを広く伝えてくださったことにも感謝と敬意を表します。 また、中国で日本語教育に従事している教員の皆様にも感謝申し上げます。 これまでに中国全土の300以上の学校から応募がありましたが、このように広く展開できた上、第十回の応募数が第一回の倍以上となるなど、本コンクールが日本語学習者の間でこれほど高い知名度を得られたのは皆様のご尽力のおかげです。 最後になりますが、応募者の皆さんにも大変感謝しています。まず、皆さんの作文は本当に素晴らしく、主催者はこれまで出版した作文集を何度も読み返してきました。そして、皆さんの若者ならではの活発な考えに刺激されることで、日中関係に対して前向きで明るく、楽観的な努力をしていく力を沸き上がらせることができました。 またこの10年、本コンクールが先輩から後輩へ受け継がれたおかげで、今では中国の日本語学習者の間で、大きな影響力を持つようになりました。現在、過去の応募者の多くが日中交流の第一線で活躍しています。 そして、皆さんが学生時代に本コンクールに参加することが、「日本語を勉強してよかった」と思ったり、日本への関心、特に日本語を専攻する誇りを高めることに役立っていると聞き、私は主催者として大変励まされました。 日本語を身につけ、日本を理解している若者が中国に存在するということは、日本にとっても大きな財産であり、必ず両国の共存共栄の大きな力になります。 できることには限りがあり、いろいろな困難に直面していますが、10回という一区切りを越えた現在、日本語学習者のため、日中両国の明日のために、新たな十年をスタートすることを決心しました。 皆様、引続きご支援、ご指導くださいますようよろしくお願いいたします。
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