21回「中国人の日本語作文コンクール」

最優秀賞・日本大使賞

大連外国語大学の朱恒宇さんに決定!

 

11月7日・北京で表彰式開催へ

 

 

21回受賞作品集表紙 

 

 

【日本僑報社発】第21回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社がメディアパートナー、在中国日本国大使館などが後援)は、最終審査を経て、最優秀賞・日本大使賞を朱恒宇(男、大連外国語大学三年生、指導教師:川内浩一)さんに授与することを決定しました。9月25日、受賞者名簿を正式に発表しました。

 

一等賞受賞者(5名・敬称略)

張靖苒(女、復旦大学三年生、指導教師:艾菁、重澤倫子)

高宇涵(女、吉林大学三年生、指導教師:永岡友和)

周之冕(女、北京大学三年生、指導教師:濱田亮輔)

張力釩(女、中国人民大学三年生、指導教師:永嶋洋一、曽根さやか)

王雷鳴(男、天津外国語大学三年生、指導教師:吹戸真実)

 

21回 中国人の日本語作文コンクール受賞者一覧

http://duan.jp/jp/vol_21/2025shou.htm

 

外部有識者を含む審査員による3次にわたる厳正な審査及び国際電話による口述審査を経たのち、最終審査では一等賞以上の候補となる6作品を北京の日本大使館に送付、金杉憲治大使を含む大使館内にて厳正な審査が行われ、最優秀賞・日本大使賞はその中から選出された。

 

朱恒宇さんの受賞作「ユーザーコメントでつながる心」は、大学の日本語サークルで出会った東大からの交換留学生・桜子との交流を通じ、VTuber配信の「弾幕文化」の違いに注目し、両国の言葉を比較した。翻訳に悩みながらも「言葉は文化を伝える手段」と気づき、『弾幕翻訳辞典』作成へと発展。小さな共感の積み重ねが未来の橋を築くとの思いを綴った。

 

21回日本語作文コンクールは、中国の28省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など201校から、2391本もの多くの作品が寄せられた。男女別では女性が1648本、男性が743本。特筆すべき点としては、昨年に続き中学校、高校および専門学校が20校を超えことに加え、今回初めて団体応募一番多いのは、江蘇省にある高校・南京田家炳高級中学(207本)であることだ。これはコンクール史上初めてのことだ。

 

最優秀賞・日本大使賞を含む3等賞受賞作までの計61本を収録した受賞作品集『「推し活」で生まれた新しい日中交流』は、日本僑報社から刊行決定。11月初めから日本全国の書店で発売予定。

 

今後行われる表彰式11月7日・在中国日本国大使館大ホールで開催決定)や関連する今年の第8回「日中ユースフォーラム12月中旬ハイブリッド式で開催予定)などについては、以下のメディアで発表いたしますので、ご登録のうえお見逃しのないよう、こまめな情報チェックをお願いいたします。また該当者の皆さまにはメールにて随時お知らせいたします。

中国人の日本語作文コンクール特設ページ http://duan.jp/jp/index.htm

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