20回中国人の日本語作文コンクール

応募総数2686本に

 

 

 

 

【日本僑報社発】第20回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社がメディアパートナー、在中国日本国大使館などが後援)の応募作品集計が、614日に発表された。

 

今回の日本語作文コンクールは、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、58日から31日までの間にわたり作品を募集した。

 

集計の結果、中国の25省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など182校から、2686本(昨年2376本)もの多くの作品が寄せられた。男女別では女性が1917本、男性が769本。

 

特筆すべき点としては、昨年に続き中学校、高校および専門学校が20校を超えことに加え、今回初めてマカオの大学生から応募があったことだ。これはコンクール史上初めてのことで、今回のマカオの大学生参加によって、コンクール20年において中国全ての行政地域からご応募をいただいた。

それから個人応募者が昨年より約三割増加、初めて300本を超えた。

 

20回のテーマのコンセプトは「AI時代の日中交流」。これに沿ったテーマおよびテーマごとの応募数は以下の通りである。

@AI時代の日中交流―プラットフォームの構築を考える(1399本)

A先輩に学び、日本語学習を頑張る(478本)

B私を変えた日本語教師―先生への感謝状(809本)

 

今後、数次にわたる審査員の厳正な審査により、応募作品の中から最優秀賞(日本大使賞)(1本)、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本に加え、佳作賞(約100本)が選出される予定。

 

3等賞以上の入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。さらに年末には「表彰式・スピーチ大会」を予定している。

 

また、主催者はこれに先立ち、今年の「園丁賞」受賞校名簿を発表した。具体的には1校で50本以上の応募があった学校を授賞対象としており、今回は武漢理工大学(107)など23校を表彰することとなった。

 

※ 第20回「中国人の日本語作文コンクール」応募者一覧

http://duan.jp/jp/2024all.pdf

 

※「園丁賞」受賞校一覧

http://duan.jp/jp/2024c.htm

 

※中国人の日本語作文コンクール総合案内

http://duan.jp/jp/index.htm