19回「中国人の日本語作文コンクール」

最優秀賞・日本大使賞

吉林大学四年生の趙志琳さんに決定!

 

 

19回受賞作品集表紙(※製作中につきデザインは予告なく変更する場合があります) 

 

 

 

【日本僑報社発】第19回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、メディアパートナー:朝日新聞社、後援:在中国日本国大使館など)は、最終審査を経て、最優秀賞・日本大使賞受賞者を吉林大学四年生の趙志琳(ちょう しりん、女、指導教師:孫勝広)さんに決定し、928日、全ての受賞者が確定した受賞者一覧を発表した。

 

1等賞受賞者は下記の5名。李婧(女、北京大学、指導教師:周彤、岩本節子)、肖晶晶(女、大連外国語大学、指導教師:小野寺潤)、郭夢宇(女、天津外国語大学、指導教師:倉持りえ)、李雨宸(女、大連外国語大学、指導教師:川内浩一)、王珊珊(女、四川外国語大学、指導教師:村瀬隆之)。

 

19回 中国人の日本語作文コンクール受賞者一覧

http://duan.jp/jp/vol_19/2023shou.htm

 

外部有識者を含む審査員による3次にわたる厳正な審査及び国際電話による口述審査を経たのち、最終審査では1等賞以上の候補となる6作品を北京の日本大使館に送付、垂大使を含む大使館内にて厳正な審査が行われ、最優秀賞・日本大使賞はその中から選出された。

 

 

日本大使賞を受賞した趙志琳さんの受賞作「囲碁の知恵とポストコロナ時代の中日交流」は、日本の漫画『ヒカルの碁』の中国ドラマ化がきっかけで日本人の友達ができた筆者が、囲碁を通して日中交流を深めていく中で感じたことを綴った。趙志琳さんは、コロナ禍におけるオンライン交流とポストコロナ時代の対面交流を経験し、「本当の交流とは、顔を突き合わせ、心に触れるものです。」と語り、日中平和友好条約締結から今日に至るまでの45年間の交流に思いを馳せた。そして日中両国の関係を囲碁に例え、「平和的発展のために戦う友軍、つまり「一盤碁」の戦略を維持する友達」と表現し、交流と協力の輪を広げるべきだと述べた。

 

19回「中国人の日本語作文コンクール」は、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、51日から31日までの間にわたり作品を募集した。集計の結果、中国のほぼ全土にわたる28省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など155校から、2376本もの多くの作品が寄せられた。

特筆すべき点としては、昨年に続き中学校、高校および専門学校が約20校の応募があったことに加え、今回初めて香港の中学生から応募があったことで、これはコンクール史上初めてのことである。

 

最優秀賞・日本大使賞を含む3等賞受賞作までの計61本を収録した受賞作品集『囲碁の知恵を日中交流に生かそう』を日本僑報社から刊行し、11月初め頃から日本全国の書店で発売予定。

 

今後行われる表彰式・日本語スピーチ大会(1110日・在中国日本国大使館大ホールで開催予定)や関連する今年の第6回「日中ユースフォーラム」(11月下旬ハイブリッド式で開催予定)などについては、以下のメディアで発表いたしますので、ご登録のうえお見逃しのないよう、こまめな情報チェックをお願いいたします。また該当者の皆さまにはメールにて随時お知らせいたします。

 

・中国人の日本語作文コンクール特設ページ

http://duan.jp/jp/index.htm

 

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