日中国交正常化50周年記念

18回中国人の日本語作文コンクール

佳作賞以上の入賞者397人を発表

 

 

 

 

【日本僑報社発】第18回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所、協賛:(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、(公財)東芝国際交流財団、後援:在中国日本国大使館など メディアパートナー:朝日新聞社)は、第1次審査を厳正に行った結果、「佳作賞」以上の入賞者計397人を選出、8月16日にその入賞者名簿を発表しました。

 

入賞者名簿(受付順、敬称略)http://duan.jp/jp/2022397.htm

 

入賞者の皆さん、おめでとうございます!

 

今年はコロナ禍がいまだ収まらない困難な状況下で、上海のロックダウンなど様々な事情がありながらも、昨年の3198本を上回る3362本もの多数の作品を応募いただきました。応募くださったすべての方と関係者の皆さまに心より感謝を申し上げます。本コンクールは年々応募作品のレベルも向上しており、今回の応募作品も力作が多く、審査員の方々からも高い評価をいただきました。コロナに負けずに日本語学習を頑張っている若い皆さんにエールを送りたいとの思いから、今年は例年より多めに佳作賞を選出することになりました。

 

 18回のテーマのコンセプトは「日中国交正常化50周年を思う」。これに沿ったテーマおよびテーマごとの応募数は、@日中両国民の親近感を高めるために私が出来ること(1456本)、A街中にあふれる誤訳を減らそう――私の解決策(285本)、B日本語を教えてくれた先生への「感謝状」(737本)、Cコロナ禍で暮らす――共に闘う三年目の記録(884本)。

 

今回の日本語作文コンクールは、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象としました。集計の結果、中国のほぼ全土にわたる28省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など205校から、3362本もの多くの作品が寄せられ、昨年の3198本を上回る応募数となりました。男女別では女性が2654本、男性が708本。女性が男性の約4倍に上り、圧倒的に多くなりました。

 

特筆すべき点としては、今回、中学校、高校および専門学校からの応募学校数が20校を超えたことで、これはコンクール史上初めてのことであり、本コンクールの発展と広がりを示しています。

 

地域(行政区)別では、青海省、チベット自治区を除く中国のほぼ全土にわたる28省市自治区から応募がありました。最多は遼寧省(513本)、次いで広東省(374本)、浙江省(367本)と、日本語学習者が多いとされる中国沿海部と東北部からの応募が上位を占めました。

 

今後は、第2次審査、第3次審査、最終審査を経て、厳正な審査により、応募作品の中から最優秀賞(日本大使賞)(1本)、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本を選出し、9月中に順次発表予定。最優秀賞(日本大使賞)受賞者の発表は10月末か11月上旬に発表予定。また、3等賞以上の入賞作は「受賞作品集」として書籍に収録され、日本僑報社から11月末に刊行予定。さらに年末には「表彰式・スピーチ大会」の開催を予定しています。

 

「表彰式・スピーチ大会」につきましては、新型コロナウイルス感染状況を見ながら、日本大使館と相談の上決定し、詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。

 

今後行われる各賞の発表、受賞作品の書籍化、表彰式などについては、「新浪微博」(主催者代表・日本僑報段躍中)、「メルマガ日本僑報電子週刊微信公衆号―中日橋段」、作文コンクール特設ページで発表するほか、該当者の皆さまにはメールにて随時お知らせいたします。どうぞお見逃しのないよう、こまめな情報チェックをお願いいたします。