第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンクール 受賞者決定 最優秀賞(中国大使賞)が会社員の田中伸幸氏 特別賞が落語家の林家三平氏 【日本僑報社発】日中国交正常化49周年の9月29日、日本僑報社主催、駐日中国大使館・読売新聞社など後援の第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンクールにおいて、「最優秀賞(中国大使賞)」が会社員の田中伸幸氏に、「特別賞」が落語家の林家三平氏にそれぞれ決定した。このほか一等賞4人、二等賞10人、三等賞25人、新設の「貢献賞」6人が正式に決定した。 ※受賞者名簿http://duan.jp/cn/2021shou.htm 受賞された皆様には、誠におめでとうございます! また惜しくも受賞を逃された方には、次回募集の際にも再度チャレンジしていただけましたらありがたく存じます。 田中伸幸氏は受賞作「中国生活を支えた仲間」の中で、「私は仕事で杭州に住み始めた半年後、中国生活の大きな転機が訪れた。それが杭州の日本語交流会の参加だ。日本語を勉強している中国人と駐在日本人が参加し、会話を中心として様々なイベントがある楽しい交流会で毎週参加していた。なので、中国滞在時は多くの仲間達と充実した時を過ごしていた。今現在は帰国しており、帰国して1年半が経った今でも中国の仲間たちとオンラインで日中交流を続けている。コロナの影響もあって、その仲間は増え続けている。私の自慢は、中国在住時から帰国した後の今でも素晴らしい日中友好交流を実施していることとたくさんの中国の仲間がいることだ。」と、自身の中国滞在体験とその後の活動をまとめた。 林家三平氏は受賞作「日中文化のキャッチボールを絶やさないように」の中で、「私は若い頃から幾度となく中国を訪れて人々の温かさを感じているので、政治的な理由で二国間がギスギスしても冷静に見ていられます。実際は行ってみないとわからないことも多いのです。だからこそ文化の相互交流は大事だと思います。日中の人々が交流する。これはお互いに理解を促進し、冷静に付き合っていく大事なことではないでしょうか。そして昔から脈々と続いている文化のキャッチボールを絶やさないことが、今後の日中関係をいい方向にもってゆくために重要なことだと思います。」と述べている。 一等賞は、大学生の服部大芽氏の「例えたどたどしくても、それはほんわか温かい」、公務員の西村栄樹氏の「本当の宝物」、高校生の林鈴果氏の「我愛中国!」、中国在住の日本語教師である久川充雄氏の「愉快な中国人」の4作品に決定した。 主催者の日本僑報社は、今年も例年に引き続き、上位受賞作品を1冊にまとめた受賞作品集の刊行を決定した。 表彰式については、コロナ等の状況も鑑みて中国大使館をはじめ関係各所と相談のうえ、開催情報を随時お知らせする予定。 ※関連記事 第4回
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