新規書籍翻訳に挑む平松宏子さんより感想届く

―「参考になる『翻訳体験談』」

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中翻訳学院の受講生で現在、新規の書籍翻訳に挑んでいる平松宏子さんより、同学院のメールマガジンなどで紹介した「私の翻訳体験談」について「とても参考になる」との感想がこのほど事務局に届いた。

 

この「翻訳体験談」は、日本僑報社の最新刊『中国デジタル出版産業』を共訳した田中京碁さんによるもの。田中さんは、半年以上かけて同書の訳文を完成させたものの、共訳者との訳文の見直し、用語の統一など「訳文を提出してからの作業の方が大変」だとわかったと記していた。

 

 ※「私の翻訳体験談」田中京碁さん

   http://duan.jp/news/jp/20201116.htm

 

 ※『中国デジタル出版産業』張立ほか編著、日中翻訳学院・田中京碁、西岡一人共訳、日本僑報社刊

   http://duan.jp/item/275.html

 

平松さんは感想で、「『翻訳体験談』とても参考になります」とした上で、現在数人で翻訳している書籍について「これだけの量を任せていただくのは初めてです」と担当部分の多さについて言及。

 

さらに「迷い、戸惑い、これだけ時間がかかってしまってもよいのだろうか、悩むことばかりですが、皆様の体験を読ませていただくことで、どうやら皆同じような道を歩いているんだ、と少し安心できました。特に田中さんの、『訳文を提出してからの作業の大変さ』は、予測していたものの、新たに覚悟が定まった思いです」

 

「『中国デジタル出版産業』は私が翻訳中の論文とも重なる点が多かろうと、ただ今図書館から取り寄せ中です。今手元にある『中国出版産業データブック』同様参考になる点も多かろうと、届くのを楽しみにしております」

 

「私と同じように『翻訳学院で学んでいたが初めて出版翻訳をした』という方の体験談は、翻訳講座番外編として大変参考になります」……

などと、出版翻訳経験者による「翻訳体験談」への感謝の気持ちを記していた。