15回「中国人の日本語作文コンクール」

在中国日本国大使館の後援が決定!

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所が主催し、日中青少年交流推進年に当たる2019年に実施する「第15回中国人の日本語作文コンクール」についてこのほど、北京の在中国日本国大使館の後援が正式に決定しました。

 

「在中国日本国大使館名義の使用許可について」と題した横井裕中国大使名義の3月15日付文書(許可番号2019006号)で、「申請のありました事業については、下記のとおり在外公館名義等の使用を許可しますので通知します」として、第15回中国人の日本語作文コンクールにおける同大使館の後援名義等の使用許可が伝えられました。

 

日本僑報社・日中交流研究所では、在中国日本国大使館の本コンクール開催へのご理解、ご支援に深く感謝するとともに、今年もまた意義のあるコンクールを開催し、参加者、関係者など皆様のご期待に添えるよう努力を重ねる所存です。

今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

※ 関連報道

15回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項を発表

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所は2019年の年初に当たり、今年の第15回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を1月15日に発表した。

募集する作文のテーマは、昨年に引き続き3つとした。今年は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)を翌年にひかえることからこれをテーマの1つとし、日中関係のさらなる深化・発展の一助になり得るような意見や提言のある作文を募集する。

 

第1のテーマは、「東京2020大会に、かなえたい私の夢!」。

東京2020大会は、分野的・時間的・地域的に広がりを持った、これまで以上に世界に開かれ、世界とつながる熱い大会になることが期待されている。そこで、中国で日本語を学ぶ若い皆さんに「東京2020大会に、かなえたい夢」について自由に書き綴ってもらいたい。

大会への関わりは直接的でも間接的でも、あるいは全く関係がなくても、2020年のその年に照準を合わせたものであれば、スポーツに限らずどのような内容でも構わないこととする。若者らしい柔軟な発想、フレッシュな感性、多様な視点で、2020年への大いなる夢を語ってほしい。

 

第2のテーマは、「日中新時代を考える――中国の若者からの提言」。

日中平和友好条約締結40周年の節目の年にあたった2018年は、日中両首脳が相互訪問を果たすなど、関係改善の勢いがいっそう増した1年となった。

日中平和友好の40周年を経て、こうした情勢のもと今後の日中関係はどうあるべきか? これからの両国関係に求められること、両国がともに目指すべきことは? 未来の両国関係にとって重要なこととは何か?

日本と中国にとっての新しい時代――「日中新時代」について、また「日中新時代」のあるべき姿、理想像などについて、若者ならではの自由な発想で考えをまとめてほしい。

 

第3のテーマは、「今こそ伝えよう!先生、家族、友だちのこと」。

これは日本語作文コンクールの第11回(2015年)より、毎年掲げるテーマの1つ「日本語教師の教え」の流れを汲むもの。今回は先生のみならず、家族や友だち、先輩など、テーマとなる対象を幅広く考えた。

学生の皆さんの周りには、個性的な魅力あふれる自慢の先生や家族、友だち、先輩などが少なからずおられるのではないだろうか? そのような、どうしてもほかの人に伝えたい魅力的な人物についてご紹介いただきたい。

それをもって学生側から周りの人たちに感謝の気持ちを表すとともに、先生方にはその作文を今後の指導の参考にしていただければと考えている。

 

テーマの選択は自由で、1人につき複数作品の応募も可能。

 

主催者は「オリジナリティー豊かで新しい発見のある、感動的で共感の得られる作品に期待したい。そして、できるだけ正しく自然な日本語表現を目指してほしい」と呼びかけている。

 

中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社・日中交流研究所が主催し、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧・株式会社ドンキホーテホールディングス)、公益財団法人東芝国際交流財団が協賛、朝日新聞社がメディアパートナーとなり行われる予定。

 

15回日本語作文コンクールへの応募資格は、日本への半年以上の留学(滞在)経験のない中国人学生であること(※社会人は不可)。

 

応募作品の中から、最優秀賞・日本大使賞1本をはじめ、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(50本)の計71本、さらに佳作賞約100本が選出される。最優秀賞受賞者は、副賞として日本に1週間招待される。また上位入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。

 

作文の応募期間は、5月15日(水)から5月31日(金)まで。

詳細は主催者の公式サイトを参照のこと。

※ 第15回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項

http://duan.jp/jp/2019.htm

※ 第15回「中国人の日本語作文コンクール」テーマ趣旨説明

http://duan.jp/jp/20192.htm

 

 

 

【中国人の日本語作文コンクール】

日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の相互理解と文化交流の促進をめざして、2005年にスタート。中国で日本語を学ぶ、日本に長期の留学経験のない学生を対象として、2019年で第15回を迎える。

この14年で中国全土の300校を超える大学や大学院、専門学校などから、のべ4万1490名が応募。中国国内でも規模の大きい、知名度と権威性の高いコンクールへと成長を遂げている。作文は一つひとつが中国の若者たちのリアルな生の声であり、貴重な世論として両国の関心が集まっている。

※コンクールに関する総合案内 http://duan.jp/jp/index.htm

 

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14回「中国人の日本語作文コンクール」受賞作品集。中国各地から寄せられた約4300もの応募作から上位入賞81作品を収録。「中国の若者が見つけた日本の新しい魅力」など3つのテーマで、中国の学生たちが「見た・聞いた・感じた・書いた」フレッシュな心の声を伝える!