日中平和友好条約締結40周年にあたる2018年は、日中両首脳の相互訪問が数年ぶりに復活しました。中国の習近平国家主席は、首脳会談の席で最近の両国関係について「双方の努力の下、正しい軌道に戻り、前向きな勢いがある」と評価。日本の安倍晋三首相は「競争から協調へ。日中関係を新しい時代へと押し上げていきたい」と表明しました。
日中両国は、これまで一時的に曲折はあったものの、国交正常化(1972年)と平和友好条約締結(1978年)からそれぞれ40年余りを経て、ようやく「『対等のパートナー』を目指す方向を確認した」との評価もあります。
関係改善の勢いは、いっそう増しているようです。中国がいま、習主席の提唱する「新時代」を突き進むのと同じように、日中関係にも「新しい時代」がやってきたのかもしれない――そうした期待も高まっています。
このような情勢のもと、今後の日中関係はどうあるべきか? これからの両国関係に求められること、両国がともに目指すべきことは?
未来の両国関係にとって重要なこととは何か?
「日中新時代」について、また「日中新時代」のあるべき姿、理想像などについて、若者ならではの自由な発想で考えをまとめてください。
新時代の両国における分野は、経済、社会、歴史、文化、科学技術、芸術、スポーツ、教育、観光、メディアなど多岐にわたることでしょう。ただしこのテーマでは、古くからの既成概念やステレオタイプな考えにとらわれることなく、より身近で具体的、かつ創意に富んだフレッシュな意見を出してください。もちろん、生き生きとした自身の体験を踏まえての“未来展望”でも構いません。
斬新でユニークなあなたの提言が、これからの新しい日中関係構築の一助となることを期待しています!