テーマ趣旨説明

 

 

 

テーマ1、先人たちに学ぼう―日中平和友好条約の今日的な意味

 

197810月、鄧小平氏が中国の指導者としては戦後初となる正式訪日を行いました。この訪問は、「日中平和友好条約」の批准書交換セレモニーに出席するためのものでしたが、鄧氏にとっては中国近代化の大戦略を準備するための「学習の旅」でもありました。そして鄧氏訪日後、中国には「日本ブーム」が沸き起こりました。鄧氏訪日の足跡をたどり、日中友好に貢献した先人たちの功績を讃え、平和友好条約の今日的な意味を考え、よりよい日中関係構築のヒントが得られる作文を期待しています。※参考書籍『中国政治経済史論 鄧小平時代

 

 

テーマ2、ポストコロナ時代の日中交流―私の体験と提言

 

新型コロナウイルス感染が始まってから、あっという間に三年が過ぎました。近年のコンクールでも『コロナと闘った中国人たち』『コロナに負けない交流術』『ポストコロナ時代の若者交流』と、コロナに関するタイトルを冠した受賞作文集と報告集を刊行し、中国人学生のコロナに対する奮闘と思いを記録してきました。私たちのコロナとの闘いは4年目に入り、引き続き困難な時期ではありますが、若者の視点からポストコロナ時代の日中交流について、ヒントになるような体験談や、斬新なアイデアに満ちた忌憚のない提言を期待しています。

 

 

テーマ3、日本語と私―指導教師への「ありがとう」

 

2021年は「アイデア光る!私の先生の教え方」、昨年は「日本語を教えてくれた先生への「感謝状」」をテーマに、指導教師に関する作文を募集しました。今年はテーマの表現を少々変更し、指導教師を讃える作文を引き続き募集します。手紙形式でなくても自由に先生を褒める文章、先生への感謝を込めた佳作を期待しています。※指導教師のご芳名は実名でお願いします。※参考書籍中国の日本語教育の実践とこれからの夢

 

 

4、特設テーマ:日中の友好都市交流について―琵琶湖と洞庭湖がつなぐ縁(えにし)滋賀県と湖南省をモデルに考える

 

2023年は滋賀県と湖南省の友好姉妹関係締結40周年の記念すべき節目の年であります。湖南省の各大学の学生はもちろん、各地の大学に在籍する湖南省出身の学生さんを始めとして、「友好都市交流」に関心ある全ての学生さんの応募を期待しています。※参考書籍 『湖南省と日本の交流素描』

※微信公衆号: 美之滋贺

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