「中国人の日本語作文コンクール」を主催する日本僑報社・日中交流研究所は、2017年の日中国交正常化45周年を記念して、中国で初めての「日本語の日」を創設したいと考えます。この「日本語の日」は、毎年北京で開催の同作文コンクール表彰式と合わせて12月12日とする予定です。
中国における日本語学習者は現在100万人を超え、「世界一」という調査報告があります。しかしその一方で、近年停滞した日中関係の影響からか、訪中する日本人や中国に滞在する日本人は減少したのが実際のところです。そのためこの「日本語の日」を創設し、中国人学生の一層の日本・日本人・日本語の理解のためのお役に立てればと考えました。
そこで、皆さんに提案してもらいたいのが「中国の『日本語の日』に私ができること」です。この日は1日、日本の書籍や音楽、映画などに接したり、日本の友人とおしゃべりしたりと日本語にかかわる活動をしてもらいたいと思いますが、それに限らず、意外性がありオリジナリティー豊かな取り組みを積極的に述べてください。個人の小さな試みから、団体で開催する大きなイベントまで、何でもOKです。例えば近年、日中双方で目に付く「おかしな中国語・日本語案内(表記)」を列挙して、正しい表記を示すことも意義深い提言となりそうです。
この1日に集中してそれを行うことにより、日本語能力を楽しく大いに伸ばすことができるとしたら、中国各地の日本語学習者にとってよりよい参考と励みになることでしょう!