日本大使賞受賞者 訪日特集

―第六回中国人の日本語作文コンクール―

 

第六回中国人の日本語作文コンクールで最優秀賞(日本大使賞)を受賞した関欣さん(西安交通大学日本語学科4年生)が、副賞の日本一週間招待を受け、127日〜21日来日されました。今回の訪問は、彼女にとって初めての日本ですが、素晴らしい日本語と素敵な笑顔が日本人の皆さんから高く評価されました。

 

 

20101218

表彰式  北京日本大使館で開催

日本大使館で開催された授賞式終了後、丹羽大使と受賞者ら。

 

第六回中国人の日本語作文コンクール大会の表彰式が、1218日午後北京の日本大使館官邸で行われた。

在中国日本国特命全権大使丹羽宇一郎氏が最優秀賞の西安交通大学日本語学科学生の関欣さんへ“日本大使賞”を授与し、日本財団理事長の尾形武寿氏が受賞者へ記念品を贈呈した。

授与式の後、丹羽大使と関欣さん、一等賞以上の受賞者との座談会の場が設けられた。丹羽大使は中国の大学生の受賞作品集『メイドインジャパンと中国人の生活』を高く評価し、皆さんの日本語の文章能力が高く、これからも努力を続け、日中友好事業を担う次代の優秀な人材となり、日中交流に貢献してもらいたい、と述べた。

詳細http://duan.jp/news/jp/20101218.htm

 

 

2011年1月28

菊田真紀子 日本外務大臣政務官

 

菊田政務官と関欣さん/段躍中撮影

 

1月28日午前、日本外務大臣政務官、衆議院議員の菊田真紀子氏が事務室にて、関欣さんを温かく迎えた。菊田真紀子氏は関欣さんの日本語作文の内容がとてもすばらしく、読み終えた後に感動して涙が出たと述べた。また以前黒竜省大学へ留学した経験がある菊田政務官は流暢な中国語で関欣さんと対談し、この訪日の機会を十分に利用し、滞在中に体験したことを多くの中国の友達伝えて欲しいと述べた。

関欣さんは引き続き日本語と日本文化を学び、中日交流の懸け橋として、中日両国の各世代の友好への貢献のために努力する、と述べた。

 

 

中国網日本語版(チャイナネット)の報道記事http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2011-01/30/content_21843515.htm

 

 

2011年1月28

末松義規 日本内閣府副大臣

 

末松副大臣と関欣さん/段躍中撮影

 

1月28日午後、日本内閣府副大臣、衆議院議員の末松義規氏が事務室にて、関欣さんを温かく迎えた。

衆議院青少年問題特別委員長でもある末松義規氏は、三年前から日本僑報社日中作文コンクール運営委員に就任し、東京で開催された日本人の中国語作文コンクール表彰式に出席と挨拶し、主催者の日中交流活動に多大な支援をくれた政治家。

関欣さんは末松副大臣の会見に感謝し、引き続き日本語と日本文化を学び、中日交流の懸け橋として、日中友好への貢献のために努力する、と述べた。

詳細http://duan.jp/news/jp/201101282.htm

 

 

2011年1月28

石川好 前新日中友好21世紀委員会委員

 

石川好先生と関欣さん/段躍中撮影

 

1月28日午後、著名作家の石川好・前新日中友好21世紀委員会委員は、東京の事務所にて関欣さんを温かく迎えた。

中国人の日本語作文コンクール顧問、日本湖南省友の会共同代表でもある石川好先生は、関欣さんの素晴らしい作文を高く評価し、中日交流の懸け橋として一層頑張って下さい、と励ましのことばを述べた。

 

 

2011年1月29

パナソニックを訪問

 

パナソニック海外広報担当リーダー渋谷俊彦氏と関欣さん

 

1月29日午前、受賞作の作文に登場したテープレコーダーのメーカーである、パナソニックを訪問し、祖父のテープレコーダーの思い出と作品に至った経緯を説明し、作文集を贈呈した。

出迎えたパナソニック海外広報担当リーダー渋谷俊彦氏は、作文集への驚きと関欣さんの作品へ感動し、その当時の機械を準備する予定が、現在は大阪の松下幸之助歴史館にしかなく準備出来なかったと語った。

詳細http://duan.exblog.jp/12784275/

 

 

2011年1月29

朝日新聞 伊佐記者との取材

 

朝日新聞伊佐記者と関欣さん

 

1月29日午後、朝日新聞伊佐記者の取材を受けた。

伊佐記者は偶然神田神保町の本屋で作文集を見つけ、その内容に驚きと感動を受け今回の取材となった。取材では作品に至った経緯、祖父の思い出、日本製品への思い、中国若者の日本観など多義にわたり取材し、関欣さんも素直な心で取材に応えた。

詳細http://duan.exblog.jp/12784298/

 

 

2011年1月31

松下忠洋 経済産業副大臣

 

松下副大臣と関欣さん/段躍中撮影

 

1月31日午後、経済産業省松下忠洋副大臣(国民新党衆議院議員)を訪問し、受賞の報告と作文集を贈呈した。松下副大臣は、前日スイスでの国際会議から帰られたばかりで、そのうえ議会中のお忙しい中にもかかわらず、中国からの若い友の訪問を受けた。

副大臣は訪問をたいそう喜ばれ、長年取り組まれている事業の著書「自然の復元」とご自身の座右の銘「受けた情けは石に刻み、懸けた情けは水に流せ」を色紙に揮毫し遠来の友を歓迎された。

詳細http://duan.exblog.jp/12807549/

 

 

2011年1月31

林芳正 日中友好議員連盟事務局長

 

林芳正日中友好議員連盟事務局長と関欣さん一行

 

1月31日午後、林芳正日中友好議員連盟事務局長(自民党参議院議員、元経済財政大臣)を、受賞の報告と作文集贈呈のため訪問した。

日本湖南省友の会共同代表でもある林議員は議会中のお忙しい中にもかかわらず、中国からの可愛い友の訪問を受け、日本語能力の高さに感心し、「どのように勉強したのか」と質問された。それに対し関欣さんは「日本からの留学生との交流。文章の添削はメールのやり取りで行われた」ことなど身近で身に付いた勉強法を紹介した。

また、林議員は「関欣さんのような若い人達が、将来の日中友好に大いに貢献してくれるでしょう」とにこやかに述べられた。

詳細http://duan.exblog.jp/12807540/

 

 

2011年1月31

東京新聞 五味記者の取材を受ける

 

東京新聞五味洋治記者が書いた記事

 

◎日本語作文コンクールで最優秀賞 関欣さん 

日本語を学ぶ来日経験のない中国人を対象とした恒例の「日本語作文コンクール」(日本僑報社主催)で約二千本の中から最優秀賞となった。

今回は「メイドインジャパンと中国人の生活」が作文のテーマ。日本の車や電気製品がいかに中国人の生活を変えたかを「幸福の贈り物」と題して書いた。

一九八五年、愛知県に技術者として派遣された父親が日本製の小型テープレコーダーを買ってきた。同居の祖父は大喜びで孫娘(関さん)の泣き声、笑い声を録音して楽しんでいた。

その後、祖父は独り暮らしになり、間もなく病死。遺品のテープには「レコーダーがあってよかった」と祖父の声。離れて暮らす孫娘の声を毎日聞き、自分の思いを録音していた。

それを機に日本に関心を持ち、今は西安交通大学で日本語を専攻。「日本製品は私たちに幸せを持ってきた。私は日系企業に勤め、日中の人々に幸福をもたらす懸け橋になりたい。レコーダーのお礼として」

副賞として日本に招待された。「おみやげは日本の化粧品。たくさん頼まれちゃって」と日本語で返してきた。両親と西安市在住。二十二歳。(五味洋治)

  

詳細http://duan.exblog.jp/12784298/

 

 

来日直前に朝日新聞夕刊にも登場

日本語作文コンで最優秀
「第6回中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社主催)で2千を超える応募作の中から最優秀賞に選ばれた西安交通大学日本語学科4年生の関欣さん(21)。
「メード
インジャパンと中国人の生活」とのテーマを受け、1980年代に父親が日本で買ってきた日本製のテープレコーダーの思い出を作文にした。録音された父親や祖父ら家族の声。「日本のさまざまな製品は世界中で(家庭の幸せに)貢献してきた」と書いた。
昨年は尖閣問題で揺れた日中関係だが、「それは別の問題。両国の人々が心を込めて友達になろうと思う気持ちが大切だと思う」。日本語は敬語が難しいと言いながらも、副賞で初めて日本に旅行できることを「楽しみにしております」とうれしそうに話した。(古谷浩一)

 

 

来日前に井頓泉中日友好協会副会長への表敬訪問

 

 

20101217日午前、井頓泉中国人民対外友好協会副会長兼中日友好協会副会長は、北京で日本僑報社日中交流研究所所長段躍中氏の表敬訪問を受けた。また日本僑報社主催の第6回中国人の日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)受賞者、西安交通大学日本語学部学生関欣さん達一行と会見した。

詳細http://duan.jp/news/jp/201012222.htm

 

 

中国人の日本語作文コンクール総合ページ

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