【内容紹介】 本書は筆者が二〇〇三年下半期より発表し続けてきた、「対日新思考」について述べた主要な文章である。中国の「対日新思考」と日本の「対中新思考」を呼応させ、一方で両国関係を維持し改善するために献策し、また一方では両国の一般の人々に、感情的になりがちな傾向を克服し理性的に中日関係に対応するよう呼びかけるべきである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【推薦の言葉】 馮昭奎先生の「対日新思考」諸論文が一冊の本に纏められた。我々は、日中関係が現下の困難を乗りこえ一層成熟することを期待する同氏の鋭い指摘に応えなければならない。日中関係は国交正常化後この三十数年の間に、多くの両国官民関係者の努力により他に類を見ない勢いで発展し、世界の注目をあびている。新たな国際秩序形成を模索する中にあって、両国の確固たる協力は不可欠である。この著書は日中関係を広い視野でとらえており、かくも重要な両国関係を考えるための必読の書である。 ―佐藤嘉恭・元中国駐在日本大使、(社)日中友好協会会長代理 ---------------------------------------------- 【推薦の言葉】 日中関係は今、史上初めて平等・対等に向かう可能性が生まれたが、双方の国民心理や外交政策はこの新しい変化に追いつかない。いかに現状の問題点を認識・克服してともに未来に向かうか。ぜひ馮昭奎先生の冷静で建設的な分析をご一読ください。 ―朱建栄・東洋学園大学教授 ---------------------------------------------- 【この本を推薦します。】 岡部達味・前日中友好21世紀委員会日本側座長 北川文章・(財)霞山会理事長 佐藤嘉恭・元中国駐在日本大使、(社)日中友好協会会長代理 白西紳一郎・(社)日中協会理事長 朱建栄・東洋学園大学教授 仙谷由人・民主党政策調査会長 高井潔司・北海道大学教授 高野孟・ジャーナリスト 谷口誠・早稻田大学教授 谷野作太郎・前中国駐在日本大使 西忠雄・日中経済ジャーナリスト 矢吹晋・前横浜市立大学教授 劉進慶・東京経済大学名誉教授 凌星光・福井県立大学名誉教授 (五十音順)
------------------------------------------- 書名 『中国の「対日新思考」は実現できるか』 --「対中新思考」のすすめ-- 著者 馮昭奎 監訳 酒井誠 訳者 村田忠禧 出版 日本僑報社 判型 A5判 238頁 定価 2500円+税 発行 2004年11月1日 ISBN 978-4-931490-95-6 注文先 http://duan.jp/item/95.html ------------------------------------------- |