在日中国人特派員夫婦呉仲国、張晶の中国語の著書 ●名人推薦★元経済企画庁長官宮崎勇 小社新刊に「前書き」を寄せる 中国交回復30年。日中両国各分野の交流は日増しに深く、広くなりました。科学技術分野の交流はその中の重要な部分として、両国国民の相互理解と相互協力を深めるために重要な役割を果たしてきました。この本の御二人の著者は長年日本の企業、政府と大学、研究機関などで取材して、科学技術の記者の立場に立って、中国人の視点から日本の科学技術の経験と教訓を新聞を通じて、中国人民に紹介してこられました。中国人民に日本への理解を促進したばかりでなく、自国の科学技術の発展にも有意義な貢献をしてきました。 過去、日本が戦争の廃虚から立ち上がってきたのには科学技術の発展が大きな役立ちました。60年代以降の経済の発展にも科学技術の力が働きました。今後、経済の長期不景気から抜き出すに当たっても科学技術に負うことが多いでしょう。疑いなく科学技術はすでに各国の総合国力を高める重要な要素になりました。 現在中国では国をあげて"科教興国"の戦略を実施しています。日中両国間で今後科学技術の交流をもっと深めなければなりませんが、この本がその促進に大きな貢献となることを望んでいます。 元経済企画庁長官 現任大和総合研究所顧問、日中経済知識交流会顧問など 宮崎勇(署名) |