時価総額アジア1位 テンセント帝国を築いた男 馬化騰
世界最大級のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を運営し中国経済をリードするテンセントの秘密とは? 世界が注目するアジアの大企業の創業者たち。その素顔に迫るシリーズ第2弾!!
------------------------------------------- 書 名 時価総額アジア1位 テンセント帝国を築いた男馬化騰 著 者 LinJun ZhangYuZhou 訳 者 高橋豪(たかはしごう)、ダンエディ 発行者 段景子 出 版 日本僑報社 判 型 四六判 128頁 定 価 1600円+税 発 行 2018年12月25日 ISBN 978-4-86185-261-9 C0036 注文先 http://duan.jp/item/261.html -------------------------------------------
【内容紹介】 中国のシリコンバレーと言われる深圳に本社を置くインターネット企業テンセント。その時価総額はアジア一で、いまやFacebookをも上回る巨大企業として君臨する。運営するSNS・ウィーチャットの利用者数は10億人を超え、モバイル決済のウィーチャットペイでも知られる。世界最大のゲーム会社としても有名だ。 そんな規格外の企業を生んだ馬化騰の半生を、2008年ごろまでのテンセントの成長物語とリンクさせて描く。中国のインターネット黎明期、巨大な人口のニーズを的確につかみ、地道な努力の積み重ねと驚くべき発想力で次々と新製品を生み出し、ユーザー心理をわしづかみにしていく過程はまさに痛快。馬化騰の経営戦略を支えた数々のキーマンのサイドストーリーも必見だ。馬化騰との人間模様はまさにがっちりとかみ合った歯車。成功の秘訣を随所に読み取れる一冊となっている。 馬化騰はメディア露出が少なく、ベールに包まれた男でもある。これまで知りたくても知ることができなかったテンセントの創業と成長をつづった、待望の全記録。
――馬化騰は暇さえあれば、発表直前の新製品を体験したり、国外のウェブサイトにはどのような真新しいサービスがあるのかを探ったりする。そしてインターネット掲示板にアクセスしては、中国のネットユーザーのトレンドを調査する。新作のオンラインゲームも遊んでみる。馬化騰は、ユーザー引き付けることができなければ、どんな戦略も無駄に終わるということを熟知していた。 (第五章より)
馬化騰 MaHuateng 1971年生まれ。中国人実業家であり、中国を代表する富豪の一人。広東省深?市を本拠とするインターネット企業テンセントの創業者であり、現董事会主席兼CEO、全国人民代表大会代表。中国語版SNS"QQ""WeChat(微信)"を開発し、大ヒット。中国のインターネット社会に変革をもたらした。ポニー・マー(PonyMa)という英語名を名乗る。
【著者】Lin Jun、ZhangYuZhou
【訳者紹介】
高橋豪(たかはしごう) 1995年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部在籍中、北京大学国際関係学院に留学。2018年に卒業後、新聞記者として勤務。中国政府系訪日団の会議通訳やテレビドラマの中国語指導などを経験。2016年に日中関係学会「第5回宮本賞」優秀賞。受賞論文「日中関係のカギを握るメディア―CRI日本語部での経験を交えて―」は論文集『日中外交関係の改善における環境協力の役割』(日本僑報社)に掲載。2017年【日中対訳】『忘れられない中国留学エピソード』(日本僑報社)に入選。受賞作品「ボランティアで中国に恩返しを」を掲載。
ダンエディ 1999年ロサンゼルス生まれ。幼児園から高校まで日本で過ごす。郁文館グローバル高校在籍中、ニュージーランドへ一年留学。帰国後、同校の最優秀生徒賞MVD(MostValuable Dreamer)を受賞。三年次にメディア関連の研究をするゼミを立ち上げ、メディアリテラシーについて執筆した論文は日本STEM教育学会に掲載。第二回全国高校生未来会議最優秀賞受賞。WSC(TheWorld Student Contest)決勝進出。高校卒業後、NPO法人FactCheckInitiative Japanの事務局長補佐としてTrustedMedia Summitなどの国際会議に参加。現在、TheGeorge Washington Universityに在学中。 |