東アジアの経済成長に大きく寄与した繊維・アパレル産業。 実証的アプローチと分析で、その経済的インパクトを解明し今後を占う。
【内容紹介】
欧米に続いて19〜21世紀の東アジア・東南アジアの経済成長に大きく寄与した繊維・アパレル産業。外貨を稼ぎ出す基軸産業の1つだが、同地域圏全体を包括した専門研究は意外と少ない。繊維・アパレル産業は、戦後の東アジアの工業化にどんな影響を与えたか。世界経済の軸が欧米から東アジアに移行しつつある今、それはどんな役割を担うのか。本書は実証的アプローチを踏まえ、日本とNIEs、中国との技術・市場の関連性を詳しく分析。繊維・アパレル産業の東アジアへの経済的インパクトを解明し、今後を占う。
【著者紹介】
康上賢淑(こうじょう・しおん) 延辺大学文学学士、京都大学経済学修士、名古屋大学経済学博士を取得し、現在は鹿児島国際大学経済学研究科の教授。京都大学東アジア経済研究センター客員研究員、東レ経営研究所客員研究員、鹿児島県日中友好協会顧問、日本華僑華人婦人連合会理事などを兼任している。2016年6月よりグローバル地域研究会を創設し、代表となる。監訳書は『和一水 生き抜いた戦争孤児の直筆の記録』(日本僑報社)など。
----------------------------------------- 書名 東アジアの繊維・アパレル産業研究 著者 康上賢淑(こうじょう しおん) 出版 日本僑報社 判型 A5判296頁 定価 6800円+税 発行 2016年12月28日 ISBN 978-4-86185-217-6 C0036 注文先 http://duan.jp/item/217.html |