【内容紹介】
中国172大学・1万2038人の心の叫び! テーマはすばり「戦後70年・これからの日中関係を考える」。国際交流研究所の大森和夫・弘子夫妻が行った大規模アンケート調査に答えた中国172大学・1万2038人の"心の叫び"を一挙収録!
未来志向で「偏見を捨て、日本のいい面を学ぶべき」と 「日本に対する偏見を捨て、日本のいい面を学ぶべき」 「自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分で考えることが大事」 「心で感じた日本文化を、中国の人たちに伝え、誤解を解消したい」……。 アンケートから見えてきたのは、中国の学生たち(日本語科)の中には日本政府の「歴史認識」に強い批判と不満を抱きながらも、日中の明るい未来を展望している人が多かったこと。日中関係を良くするために、「未来志向」の答えが数多く寄せられた。
戦後70年―耳を傾けたい学生たちの「本音」がここに! 一方で、「友好の進展を願う彼らの前に、依然、『歴史認識問題』の『壁』が立ちはだかっている」ことも浮き彫りに……。 編著者の大森夫妻は、戦後70年の節目にあたり、本書を通じて「中国の学生たちの『対日観』を聞き出して、日本側に伝えることが、日中間の相互理解に役立つのでは……」「アンケートに示された数々の『本音』に耳を傾けたい」と熱く語る。
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【編著者略歴】
大森和夫 1940年東京都生まれ。東京都・九段高校卒。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。朝日新聞記者(大分支局、山口支局、福岡総局、政治部、編集委員)を経て、1989年1月、国際交流研究所を開設。
大森弘子 1940年京都府生まれ。京都府・西舞鶴高校卒。京都女子大学短期大学部家政学科卒。京都府・漁家生活改良普及員(地方公務員・3年間)。「日本語教材『日本』」各版の編集長
------------------------------------------------------------ 中国の大学生1万2038人の心の叫び 編著:大森和夫・大森弘子 出版:日本僑報社 判型:四六判200頁並製 定価:本体1800円+税 発行:2015年6月30日 ISBN:978-4-86185-188-9 C0036 注文先 http://duan.jp/item/188.html |