〜日本にいながら最新中国事情がわかる人気シリーズ第9弾! 『人民日報』掲載記事から多角的かつ客観的に「中国の今」を紹介する〜
「朝日新聞」「毎日新聞」「NHKラジオ」などに取り上げられ、
毎年注目を集めている人気シリーズ
【内容紹介】 中国は今、「新常態」(ニューノーマル、習近平政権の経済運営方針)にさしかかり、様々な問題の解決に取り組んでいる。 急速な経済発展は、中国の社会と人々の生活、価値観にかつてない衝撃を与え、様々な"地殻変動"が起きているのが実情だ。 こうした中、刊行される『必読!今、中国が面白いVol.9 2015-2016』は、激動する中国の今を60編の記事からなる15の章に分け、多様な視点から余すところなく紹介。例えば――
○社会の倫理基盤の構築が儒家の復活を呼び、それが「中国の夢」(習近平政権が掲げるスローガン)と結びついて、国家や家の伝統的精神の見直しと復活につながっている。 ○都市と農村の結合、都市化、農村の発展が三位一体となり、家族関係、就業意識、生活観の変化を生んでいる。 ○医療・老後・教育など社会保障の格差が二重戸籍の解消への強いプレッシャーとなり、土地制度や住宅問題などにも変革を迫っている。 ○人権意識が強まり、法治の概念への論議を呼び、衣食の充足を超えた文化的欲求も強まっている――など。
こうした現代中国のダイナミックな変動が、本書の掲載記事により、如実にわかるしくみとなっている。それは「中国の今」を多角的、複合的に捉える格好の道標と言えるだろう。 翻訳を担当したのは、中国語翻訳者の育成と国際交流の促進を目的に設立されたNPO法人「而立会」のメンバー約40人。而立会の理事長で、麗澤大学の三瀦正道特任教授が監訳を担当した。 『必読!今、中国が面白い』は2007年に第1弾が登場してから、日本の主要メディアである「朝日新聞」「毎日新聞」「NHKラジオ」などにたびたび取り上げられ、毎年注目を集めている人気シリーズ。 中国の世相が色濃く反映された本書は、社会・経済・産業・文化・暮らし・エンターテインメントなど現代中国全般に関心のある読者、日本にいながらにして中国のリアルニュースに触れたい読者に、おススメの1冊となっている。
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【訳者紹介】 [NPO法人]日中翻訳活動推進協会「而立会」。2004年、三瀦正道氏が中国の良書を日本に紹介し日中の相互理解を深める事を目的に設立したグループ。2010年、NPO法人化。氏の考案した論説体中国語レベル別ステップアップ式学習法によるレベル30突破者で構成。公務員、企業関係、教員、マスコミ関係など120名を超える会員を擁する。レベル別学習教育は本格コースが年2回(4月・9月開始、各15週)行われ、入門コースは常時開設されている。
【本書の訳者】 相原郁子、芦田久美子、石垣優子、井田綾、伊藤美亜、有為楠君代、上山明英、及川佳織、大野奈美、金子伸一、郭明佳、北山泰子、清本美智子、魏成芳、古賀啓一郎、小山龍彦、齋藤安奈、下山理定、鈴木雅喜、高崎由理、高橋永津子、張進旺、陳玉雄、丁彦、出島和弘、徳山佳樹、富窪高志、豊田邦子、野村和子、平野紀子、古屋順子、宝賀紀子、三好卓也、三好浩子、牟礼朋子、室田尚子、望月霞、森宣之、安場淳、山口学、吉田祥子(五十音順、敬称略)
【校閲者】 金子伸一、高崎由理、古屋順子、柳川俊之
【監訳者略歴】 三潴正道 1948年生まれ。東京外国語大学大学院修了。現在、麗澤大学外国語学部特任教授、NPO法人日中翻訳活動推進協会(而立会)理事長、(株)海外放送センター顧問。時事中国語・日中異文化コミュニケーションの専門家。企業の中国研修講師として広く活躍。著書・訳書に、『「氷点」停刊の舞台裏』『必読!今、中国が面白い-2007年版以降毎年出版』(以上日本僑報社)、中国語論説体&ビジネス中国語用テキストとして『論説体中国語読解力養成講座』(東方書店)、『ビジネスリテラシーを鍛える中国語T、U』『時事中国語の教科書』シリーズ(以上朝日出版社)等。2001年よりweb上で毎週、中国時事コラム『現代中国放大鏡』を連載。
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必読!今、中国が面白いVol.9 訳者 而立会 監訳 三潴正道 出版 日本僑報社 判型 A5判338頁並製 定価 2600円+税 発行 2015年7月1日 ISBN 978-4-86185-187-2 C0036 注文先 http://duan.jp/item/187.html |