日本図書館協会選定図書
「人民元に関する最も体系的かつ権威的解説」 関志雄氏(野村資本市場研究所シニアフェロー)
本書は、貨幣史や、為替制度、資本移動の自由化、国際通貨制度など、様々な角度から人民元を分析している。著名な経済学者で中央銀行の貨幣(金融)政策委員会の委員も務めている著者が理論と政策の双方を熟知するという優位性を十分発揮した一冊である。
------------------------------------------------------- 【内容紹介】 世界経済が新たな発展ステージへと向かう中、中国経済と通貨の発展こそが世界の繁栄を導く!日本人にとってもその基礎知識をマスターし、対中ビジネスのスキルアップを図り、世界経済のトレンドを知ることのできる中国経済金融の注目テキスト。 中国経済の基礎知識から人民元国際化のゆくえまでを解説 経済のグローバル化が進む中で、新たな国際通貨として世界を動かすと見られているのが中国の通貨「人民元」(中国語・人民幣)。 中国の金融自由化はいつ、どのような形で実現するのか? 人民元はいつ、ドルやユーロに並ぶ国際通貨として、世界経済に影響を与えるのか?中国の著名な経済学者で、中国人民銀行(中央銀行)の通貨政策委員会委員も務める著者が、その通貨変遷史から金融自由化のゆくえまでを豊富な図表を交えてわかりやすく解説する。 中国経済の基礎知識をマスターし、さらに対中ビジネスでスキルアップを図るためにも、幅広い読者層の参考になり得る中国経済金融の注目テキスト。 新たなグローバリズムを確立する中国(著者「まえがき」より) 「金融の国際化については今まさにますます多くの国際的な関心を集めている。日増しに複雑化する国際金融環境に直面して、中国は今後、経済と金融の発展をより積極的に開放していくことにより、新たなグローバリズムを確立していくことになる」 ------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------- 【著者紹介】 陳雨露(チェン・ユイルー) 中国人民大学学長。中国トップクラスの金融学教授。中国の中央銀行である中国人民銀行の貨幣(金融)政策委員会委員。主な研究分野は、開放経済下の金融理論と政策、国際資本市場など。現在、中国国際金融学会副会長、中国金融学会副秘書長、常務理事などを兼任。 【監訳者紹介】 日中翻訳学院(にっちゅうほんやくがくいん) 日本僑報社が「よりハイレベルな中国語人材の育成」を目的に、 2008年9月に創設した出版翻訳プロ養成スクール。 【訳者紹介】 森宣之(もり・のぶゆき) 1956年愛知県生まれ。現在中国などの海外に製造拠点を置く中堅アパレルメーカーの取締役管理部長。証券アナリスト試験合格。日本僑報社創設の出版翻訳プロ養成スクール「日中翻訳学院」の修了生で、主に金融に関する翻訳を専門的に学ぶ。 ------------------------------------------------------- 人民元読本〜今こそ知りたい!中国通貨国際化のゆくえ〜 著者 陳雨露 監訳者 日中翻訳学院 訳者 森宣之 出版 日本僑報社 判型 四六判208頁並製 定価 2200円+税 発行 2014年7月31日 ISBN 978-4-86185-147-6 C0036 注文先 http://duan.jp/item/147.html ------------------------------------------------------- |