移行期における中国郷村政治構造の変遷
移行期における中国郷村政治構造の変遷
商品ID 119
商品名 移行期における中国郷村政治構造の変遷
価格 7,344円
商品説明
『移行期における中国郷村政治構造の変遷―岳村政治―』
中国農村の政治発展プロセスを実証的に明らかにし、「現代化」の真髄に迫る!中国社会政治学の第一人者が世に問う自信の書!
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【内容紹介】
本書は于建エ教授の博士論文である。于教授は1999年5月から2001年1月まで1年以上をかけて、移行期の中国農村政治構造の変遷を明らかにするため、毛沢東が戦時中に湖南の農民運動を調査した路線を基に、農村社会の実地調査を行った。この調査は二つの段階に分けている。第1段階は毛沢東が戦時中に調査した湘潭、湘郷、衡山、醴陵、長沙の5つの県の歴史状況を調べた。第2段階では衡山県の白果鎮および、白果鎮の岳村を特定し、歴史、制度、地方における政治的権威について考察を行った。
本書はこうした考察と研究を基盤として、岳村を論述の対象とし、現行の中国の農村政治状況に対する理論分析のモデルを構築したものである。岳村の1世紀を超える政治関係、権力関係、政治コントロール、政治参加と政治文化の変遷過程に対する客観的論述と分析を通じて、政治社会学と政治人類学の視点から、移行期にある中国の農村政治発展のプロセスと特徴について検証したものである。
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【著者紹介】
于建エ(ユジエンロン)1962年生まれ、中国湖南省衡陽市出身。現在は中国社会科学院農村発展センター研究員、教授、社会問題研究センター主任。著書に『岳村政治−転型期中国郷村政治結構的変遷−』(2001年、商務印書館、北京)、『中国工人階級状況−安源実録−』(2006年、明鏡出版社、ニューヨーク)、『中国当代農民の維権抗争−湖南衡陽考察−』(2007年、中国文化出版社)など多数。中国で最も知られる社会学者の一人である。
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【翻訳者紹介】
徐 一睿(ジョ イチエイ)1978年生まれ、中国上海出身。1997年来日、1999年慶應義塾大学経済学部入学、同大学の修士課程と博士課程を経て、2009年10月に慶應義塾大学の経済学博士号を取得。現在、慶應義塾大学経済学部助教。専門は財政学と中国経済。著書『中国の財政調整制度の新展開―「調和の取れた社会」に向けて―』(2010年、日本僑報社)は「第11回日本地方財政学会佐藤賞」(書籍の部)受賞。
監修者紹介:寺出 道雄(てらで みちお)、1950年生まれ、1974年慶應義塾大学経済学部卒業、現在、慶應義塾大学経済学部教授。著書『資本蓄積論』(1997年、慶應義塾大学出版会)、訳書『中国の地方都市における信仰の実態』(W.グロータス著)(1993年、五月書房)など多数。
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著 者:于建エ
訳 者:徐一睿
監修者:寺出道雄
発行日:2012年5月28日
サイズ:A5判、上製
ページ数:450頁
ISBN:978-4-86185-119-3 C0036
定価(税抜):6800円
注文先 http://duan.jp/item/119.html
 
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