中国人民解放軍李世光指導員の日本語版自伝。 山邉悠喜子氏、本スエ子氏など老戦友の協力によって刊行された。B5サイズ332頁。 以下は人民網日本語版の報道記事20060815 日本僑報社は終戦後61年になる2006年8月15日前夜、反戦・平和を主張し友好を後の世代に引き継ぐとの主旨で、書籍「琅ヤの炎」を出版した。これは元解放軍第四野戦軍の指導員李世光氏の抗日戦争と解放戦争の自伝。当時の日本人解放軍兵士によって翻訳され、8月15日から日本で発売される。中国新聞社のウェブサイトが報じた。 李氏は、回顧録の中で、抗日戦争期間の地下工作員として侵略してきた日本軍と戦った歴史、および解放戦争期間に日本人解放軍兵士の救助活動を指導した感動的なエピソードを詳しく紹介している。新中国成立後、日本に帰国した山邉悠喜子さんら日本人解放軍兵士たちは、数十年たっても李指導員の深い愛情を忘れず、その回顧録の翻訳出版に協力し、中国の人々を大切に思う気持ち、日本の侵略戦争への反省、平和友好を追求する信念を表した。※「琅ヤの炎」の「ヤ」は王へんに「牙」(編集YS) --------------------------------------------- 【日中戦争関連出版物8.15シリーズのご案内】 http://book.duan.jp/815.htm |