「花岡事件」は歴史の公道をただす平和への使命を負って、半世紀に亘って苦しい歩みを続けてきました。本文には少なからず平和と正義の為に奮闘している人々のことが書かれています。彼らは正義の為に困難を克服し障害を乗り越えて叫び続けています。私は彼らの行動から、日本人民が歴史を正視し日本社会を変えて行く進歩的な力を担っており、平和勢力が最終的には社会の主流、基礎になるものと見ています。--文遅(中日友好協会副会長)氏の序文より ---------------------------------------------------- 目次 はじめに 生きている歴史 生きている歴史 第一章 地獄編 一、地獄への道 への道 1、路上で 2、捕虜収容所で 3、海を渡る 二、血塗られた歳月 1、その名は中山寮 2、花岡の冬 3、飢餓 4、暴虐の横行 三、鬼の虐待が暴動を呼んだ 四、花岡事件 1、共楽館広場は死体が一杯 2、魔窟の尋問 第二章 正義編 一、勝利の片隅で の片隅で 二、鉢巻山から無数の人骨 山から無数の人骨 三、平和への使命 への使命 四、不死鳥の歌 鳥の歌 五、生命の叫び の叫び 六、沈黙を破って を破って 第三章 討伐編 一、賠償要求の幕開け 要求の幕開け 二、生存者を探す 者を探す 三、交渉の開始 の開始 四、つかの間に咲いた花 の間に咲いた花 五、復活の声 の声 六、波紋 七、封印されていた歴史を開く されていた歴史を開く 八、頑強に抵抗 に抵抗 第四章 訴訟編 一、東京で提訴 で提訴 二、邪悪と渡り合う と渡り合う 三、不当な判決(一審敗訴) な判決(一審敗訴) 四、「和解」の顛末 解」の顛末 第五章 結末編 ピリオドを打てない結末 を打てない結末 補足 日本に建てられている「平和の碑」 建てられている「平和の碑」 『尊厳』関連年表 関連年表 参考資料 著者あとがき がき 日本語版あとがき――「和解」以後 あとがき――「和解」以後 『尊厳』の出版について ――「私の戦後処理を問う」会 「私の戦後処理を問う」会
------------------------------------------- 書名 尊厳−半世紀を歩いた「花岡事件」 著者 旻子 訳者 山邉悠喜子 編集 「私の戦後処理を問う」会 出版 日本僑報社 判型 A5判 420頁 定価 3200円+税 発行 2005年9月1日 ISBN 978-4-86185-016-5 C0036 注文先 http://duan.jp/item/016.html ------------------------------------------- --------------------------------------------- 【日中戦争関連出版物8.15シリーズのご案内】 http://book.duan.jp/815.htm |