【内容紹介】合計八年を超える中国滞在を含む中国との関わり合いの中から垣間見た、日中相互誤解の現場。 日本とドイツの歴史問題への対応がなぜ異なるのか、日本は謝罪していないのか、神道はどのように誤解されているのかといった問題を、身近な体験から説き起こしつつ、日中の根深い発想法の違いに迫る。 互いに自分の基準を押しつけ合うことを控え、感情に流されない冷静な意見交換を提唱する、現場からの問題提起。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【目次】 一.ソニー・エクスプローラ・サイエンスで 二.誤解の多い日本とドイツの違い 三.日本は謝罪している 四.発想法の強い影響 五.日本軍国主義復活はない 六.真実は作られる 七.靖国に位牌はない 八.戦争をどう理解するか 九.加害者意識はそんなに持ちにくいのか 十.なぜ自分の基準を一方的に相手に押しつけるのか 十一.冷静な意見交換へ 十二.「麦と兵隊」の村で 【著者略歴】千葉明 外務省国際報道官。 1959年テヘラン生まれ。東京大学法学部卒業後外務省入省。北京大学、カリフォルニア大学バークレー校(修士)で研修後、外務省経済協力局、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、在中国日本大使館等を経て現職。主な論文に"Pacific Co-operation and China", The Pacific Review vol 2 no 1, Oxford University Press, 1989、"TraumaticLegacies in China and Japan: An Exchange"(共著)Survival,vol 47 no 2, IISS, June 2005 ------------------------------------------- 書名 日中体験的相互誤解―未来史を共に創造するために― 著著 千葉明 出版 日本僑報社 判型 新書サイズ 144頁 定価 1300円+税 発行 2005年7月1日 ISBN 978-4-86185-014-1 C0036 注文先 http://duan.jp/item/014.html ------------------------------------------- |