国という枠を越えて
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国という枠を越えて
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中国若者たちの生の声シリーズB
国という枠を越えて
第三回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集
「第三回中国人の日本語作文コンクール」の入賞作品を集めた「国という枠を越えて」が19日、東京で出版された。----「人民網日本語版」2007年11月19日
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第三回となる今年は、総計1473本の作文の応募があった。学生の部では、中国全土から広く応募(23省市区、99校、1452本)があり、日中交流研究所・段躍中所長によると「第一回・第二回の開催に引き続き、安定した開催です」。
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応募者からの希望で、今年からは「社会人の部」を新設した。社会人の部では、学生の部と比べ応募数は少なかったが、日本語を用いて仕事をしている者ならではの視点で、珠玉の作品が多く寄せられた。
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それぞれ日中交流や相互理解に対して、体験や提言を踏まえて述べる熱意、想い、または憤りを力強く書いたものが多く、日本語も一定以上の水準を持つ作文がほとんどであった。
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力作揃いで審査は難航したが、最優秀賞は「電子廃棄物汚染から考える日中環境保護協力」を書いた曁南大学の陳●馨(●は音+欠)さんが選ばれた。陳さんは、中国に輸入される産業廃棄物に着目し、中国は環境問題にしっかりと取り組み、産業廃棄物の輸出国である日本も考えなくてはいけないとまとめ、最後に「環境保護をキーワードに、国家という狭い枠を乗りこえて」日中は協力して行かなくてはいけないと述べている。
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表彰式は12月15日に広州・曁南大学で行われ、コンクールの優秀作品は日本僑報社から11月末に刊行される予定。笹川陽平・日本財団会長は、「国の枠を越えていく若者に期待」するとの推薦文を寄せた。 「人民網日本語版」2007年10月19日
●中国人の日本語作文コンクール受賞作品シリーズのご案内
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書名 『国という枠を越えて』
副題 第3回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集
編者 段躍中(だんやくちゅう)
出版 日本僑報社
判型 A5判 240頁
定価 1800円+税
発行 2007年11月19日
ISBN 978-4-86185-066-0 C0036
注文先 http://duan.jp/item/066.html
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