■プレスリリース

 

「第二回日本人の中国語作文コンクール」受賞者決定

 

小学校二年生の安部京さん(学生の部)

会社員の大庭美樹子さん(社会人の部)

最優秀賞(中国大使賞)受賞

 

 

日本僑報社・日中交流研究所主催、中国大使館・人民網など後援(団体一覧はここ)の「第二回日本人の中国語作文コンクール」は、8ヶ月にわたる原稿募集、第1次審査、第2次審査を経て、新年1月下旬、正式に36名の受賞者を決定した。小学校二年生で、8歳の安部京さん(学生の部)、と東京都在住、貿易会社社員の大庭美樹子さん(社会人の部)が最優秀賞(中国大使賞)に受賞された。

 

日中交流研究所長段躍中氏によると、今回のコンクールは20064月にスタート、最初は原稿締め切りを8月末としたが、応募原稿が数十編しかなかったため、締め切りを2ヶ月延期したところ、10月末までに228編の応募原稿が集まった。学生の部91人、社会人の部137人。その内、日本在住の応募者は208人で日本の35の都道府県に分布し、中国から送付された原稿は18編で、北京、上海、天津、重慶、広州、昆明、深せん(zhen)、瀋陽、厦門、香港などの10都市から送られたものだった。さらにはアメリカや韓国在住の方から応募者もいた。応募者の範囲は小学生から博士まで、主婦から定年した大学の教授まで、趣味として中国語を学んでいる方から中国語を仕事として頑張っている方までさまざまである。

 

36人の受賞者の内、最優秀賞は2人。学生の部最優秀賞の受賞者は、神奈川県鎌倉市立御成小学校二年生安部京さん(8歳、女)。作文は「楽しい中国」(中国語題名は《快楽中国行》)。両親と一緒に上海滞在三年間の生活・入学体験を子供の言葉でまとめた。社会人の部最優秀賞の受賞者は、東京都在住の貿易会社社員の大庭美樹子さん(35歳)。作文は「娘を連れての中国留学」(中国語題名は《女児陪我去留学》)で、娘(7歳)を連れてまで中国留学へ行った情熱、母親としての苦悩と子供の成長の喜び、そして中国人との心の交流を描いている。

 

今回の受賞者中、最年少は8歳で、最年長は75歳。最優秀賞各1名のほか、一等賞4名、2等賞10名、3等奨20名。

 

今回の作文コンクールの受賞作品は、日本僑報社が編纂し、書名を『女児陪我去留学』に日中対訳本の本として、20073月に出版する。表彰式は330日午後、東京で行う予定。段躍中氏は、「このイベントが日本人の中国語を学ぶ原動力になったらと、また、このイベントによって中日両国の民間の相互理解を促進できればと、願っております」と語っている。

 

日中国交正常化35周年と2007年日中文化・スポーツ交流年を記念して、第三回日本人の中国語作文コンクールは4月からスタートする。主催者の日中交流研究所は例年より多くの方々のご参加を期待している。

 

コンクール専門サイトhttp://duan.jp/cn/index.htmをご参照下さい。

第一回受賞作品集『我們永遠是朋友』はこのページをご覧下さい。