日中国交正常化50周年記念出版 大森和夫・弘子編著『夫婦の「日中・日本語交流」34年』刊行決定 【日本僑報社発】日本僑報社は8月2日、日中国交正常化50周年記念出版として、『《中国の大学生》の日本への思い≠ニ心の叫び=\―
夫婦の「日中・日本語交流」34年』(1988〜2022年、大森和夫・弘子編著、日本僑報社刊)を9月に発売決定したことを発表した。 本書の【内容紹介】は下記の通りである。 一人の中国人留学生との出会いが、大森和夫・弘子夫妻の34年間にわたる「日中・日本語交流」の始まりだった!「自宅の四畳半」を活動拠点にした大森夫妻の「日中・日本語交流」34年間の記録。 「日本嫌い〞の中国の若者を一人でも減らしたい」「日本と日本人をもっと知ってもらって、日本ファン〞を一人でも増やしたい」と願い、手作りの日本語教材を中国へ約34万7千冊寄贈。主催した「日本語作文コンクール」は1989年〜2021年の計25回に中国からの応募者総数3万7,113人に達した。大森夫妻が出版、寄贈した季刊誌【日本】、日本語教材【日本】、【新日本概況】は日本の社会、歴史、伝統文化、最新事情などの豊富な内容を読みやすい日本語で紹介し、中国で日本語を学ぶ大学生や日本語教師の絶大な支持と信頼を集め、幅広く活用されている。そして夫妻の日本語教材で勉強した学生たちが教師になり、中国の日本語教育の発展に大きく貢献し、相互理解、日中友好の輪が大きく広がっている。 240頁(巻頭カラー16頁)の本書では、《中国の大学生の日本への思い≠ニ心の叫び=tを知ってもらうため、「34年間」の「中国の大学生」の《作文(全文、抜粋)=96人、俳句=22人、寄贈した日本語教材の感想=学生・56人、日本語教師・39人など、アンケート回答(抜粋)=100人》、を収録している。 日中交流の架け橋となり、多大な貢献をされた大森夫妻の34年間の活動を、中国の大学生や日本語教師からのメッセージや豊富なカラー写真とともに振り返る。国際交流や教育に関心をもつ、すべての方におすすめする一冊! 【編著者の略歴】 大森和夫(おおもり かずお) 昭和15年(1940年)東京都生まれ。 東京都・九段高校卒。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒。 朝日新聞記者(大分支局、山口支局、福岡総局、大阪・社会部、調査研究室、政治部、編集委員)を経て、平成元年(1989年)1月、国際交流研究所を開設。 大森弘子(おおもり ひろこ) 昭和15年(1940年)京都府生まれ。 京都府・西舞鶴高校卒。京都女子大学短期大学部家政学科卒。 京都府・漁家生活改良普及員(地方公務員・3年間)。 「季刊誌【日本】」、「日本語精読教材【日本】」、「日本語教材【日本】」、【新日本概況】、「デジタル版・日本語教材『【日本】という国』」の各編集長。 |