日中国交正常化50周年記念

−中国の日本語教育の実践とこれからの夢−

「大森杯」日本語教師・教育体験コンクール開催決定

大森賞2名 賞金各10万円

 

 

【日本僑報社発】日中国交正常化50周年記念として、中国の日本語教育の実践とこれからの夢−「大森杯」日本語教師・教育体験コンクールを開催することを決定しました。主催は日本僑報社(「大森杯・中国の日本語教師・教育体験手記コンクール」実行委員会)、協力は国際交流研究所(大森和夫・大森弘子)。

 

主催者3月23日の発表によると、大森和夫・弘子先生は、1989年(平成元年)から33年以上にわたって、中国で日本語を勉強する大学生を対象に、日本を理解するため、各版の「日本語教材【日本】」を作成・寄贈し、また、『中国の大学生・日本語作文コンクール』を開催(計16回)するなど、長年にわたって「中国の日本語教育推進活動」を続けてきました。これまでの大森和夫・弘子先生による活動は、日中両国に広く知られ、両先生の指導のもと、数多くの中国人の日本語教師が誕生しました。

 

そこで、日中国交正常化50周年を迎え、民間交流、特に日本語教育・日中文化交流の推進に貢献された両先生の功績を、日中両国の人たちの記憶に残し、今後の中国の日本語教育の発展に役立てるため、今回、「中国の教育機関で日本語を教えている教師(中国人、日本人を問わない)」を対象に、『「大森杯」日本語教師・教育体験コンクール』を開催致します。

 

今回の入選者は50名。その内、最優秀賞「大森賞」2名(中国人・日本人各1人)には賞金各10万円を贈呈。入賞48名を含め全員に賞状を贈呈。入選作品は、「中国の日本語教師・教育体験集」として日本僑報社から刊行し、入賞者に贈呈します。さらに、「表彰式」及び「日本語教育シンポジウム(仮称)」に招待し、「日本語教材『【日本】という国』」(大森和夫・弘子編著。20225月刊)を贈呈します。

 

応募資格は、中国の日本語教師(大学、高校、中学などで日本語を教えている中国人・日本人教師)、特に、大森和夫・弘子両先生の教材(季刊誌【日本】など)で学んだ方、両先生の教材(『新【日本】概況』〈北京・外研社刊〉や「電子書籍『【日本】という国』」(http://www.nihonwosiru.jp/)などを利用して日本語教育をされている方、学生時代に両先生主催の『中国の大学生・日本語作文コンクール』(計16回)に参加した方の手記を歓迎致します。

 

今回の応募作品は本文29003000字、横書きWord形式、受付期間は61日〜630日。メール送付先→oomorihai@duan.jp。詳しい情報は大森杯コンクールの特設ホームページhttp://duan.jp/oomorihai/をご参照ください。