17回「中国人の日本語作文コンクール」

最優秀賞・日本大使賞

復旦大学の潘暁gさんに決定!

 

 

17回受賞作品集表紙

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所主催、在中国日本国大使館など後援の第17回「中国人の日本語作文コンクール」の最優秀賞・日本大使賞受賞者が11月1日、復旦大学三年生の潘暁g(はん・ぎょうき)さんに決定した!

 

1等賞受賞者は下記の5名:張涵さん(大連外国語大学)、欧華慶さん(天津外国語大学)、李佳トさん(西北大学)、張偉莉さん(大連外国語大学)、馬礼謙さん(西安交通大学)。

 

外部有識者を含む審査員による3次にわたる厳正な審査及び国際電話による口述審査を経たのち、最終審査では1等賞以上の候補となる6作品を北京の日本大使館に送付。その中から垂秀夫大使自らによる審査によって、今回の最優秀賞・日本大使賞が選出された。

 

日本大使賞を受賞した潘暁gさんの「対面でしか得られないものを求め続けたい」には、次のように書かれている。「コロナ禍以来、講義も会議も何でもオンラインで行われるようになった。パソコン一台で世界のどこにでもつながるのだ。だが、私はどうも満足できなかった。……会って話を聞いてみないと分からないことがある。対面でしか得られないものがある。目の前の相手を五感すべてで感じ取り、その場の空気を共有して初めて生まれる理解がある。私はそれを求め続けたい。日中交流もずっとこうあってほしい。だから、祈る。一日も早いコロナ禍の終息を。海を越えて桜の下で語り合う日が待ち遠しい。」

 

この潘暁gさんの作品を含む3等賞受賞作までの計61本は、第17回「中国人の日本語作文コンクール」受賞作品集『コロナに負けない交流術』として1冊の本にまとめられ、日本僑報社から刊行される。12月はじめから日本全国発売予定。

 

17回日本語作文コンクールは、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象とした。集計の結果、中国のほぼ全土にわたる27省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など165校から延べ3198本もの多くの作品が寄せられた。全ての応募者氏名、園丁賞、佳作賞名簿などは第17コンクール特集ページをご参照下さい。

 

なお第17回の表彰式は、現在、開催形式について在中国日本国大使館と調整中。今後新たな決定事項があり次第、随時、発表していくことになる。

 

 

 

17回「中国人の日本語作文コンクール」

 

主催:日本僑報社・日中交流研究所

協賛:株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、公益財団法人東芝国際交流財団

メディアパートナー:朝日新聞社

後援:在中国日本国大使館、日中友好7団体、日本日中関係学会、(一社)アジア調査会、中国日本商会、北京日本倶楽部 など

協力:長沙中日文化交流会館、(公財)日中国際教育交流協会