日本僑報電子週刊第1472号発行

17回「日本語作文コンクール」佳作賞発表特集を掲載

 

 

 

 

【日本僑報社発】818日に発行されたメルマガ日本僑報電子週刊第1472号は、第17回「中国人の日本語作文コンクール」佳作賞以上入賞者名簿発表特集を掲載したほか、第1回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集『心と心つないだ餃子』は、16日付けのアマゾンベストセラー8位にランクインしたことも報告した。

 

日本僑報社・日中交流研究所が主催する2021年の第17回「中国人の日本語作文コンクール」は、第1次審査を厳正に行った結果、「佳作賞」以上の入賞者計280人を選出、8月16日にそのリストを発表した。

入賞者の皆さん、おめでとうございます!

 

受賞者名簿(計280人、登録順、敬称略)http://duan.jp/jp/2021280.pdf

 

協賛:(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、(公財)東芝国際交流財団

後援:在中国日本国大使館、日中友好7団体、日本日中関係学会、(一社)アジア調査会、中国日本商会、北京日本倶楽部 など

メディアパートナー:朝日新聞社

協力:長沙中日文化交流会館、(公財)日中国際教育交流協会

 

今回の日本語作文コンクールは、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象とした。集計の結果、中国のほぼ全土にわたる27省市自治区の大学や大学院、専門学校、高校など165校から延べ3198本もの多くの作品が寄せられたことがわかった。最多は遼寧省の520本、次いで江蘇省の432本、浙江省の347本と、日本語学習者が多いとされる中国沿海部と東北部からの応募が上位を占めた。

 

詳しい集計結果を見ると、応募総数3198本のうち、男女別では女性2574本、男性624本。女性が男性の4倍に上り、圧倒的に多かった。

 

17回のテーマのコンセプトは、新型コロナウイルスの早期収束を願い、未来志向の日中交流へのヒントを探るために「ポストコロナの日中交流」とした。これに沿ったテーマは、(1)私はこう考える! ポストコロナの日中交流 (2)伝えたい!「新しい交流様式」実践レポート (3)アイデア光る! 私の先生の教え方 ――の3つとした。テーマ別では(11911本 (2676本 (3611本と、(1)が最も多かった。

 

今後は、数次にわたる審査員の厳正な審査により、1等賞以上(6本)、2等賞(15本)、3等賞(40本)の計61本、さらに佳作賞200本ほど(昨年実績は219本)が選出、9月中に順次発表予定。最優秀賞(日本大使賞)受賞者の発表は10月末か11月上旬に発表予定。また、3等賞以上の入賞作は「受賞作品集」として書籍に収録され、日本僑報社から刊行される。

 

さらに例年通り1212日には、在中国日本国大使館で入賞者たちを表彰する「表彰式・スピーチ大会」の開催を予定している。なお、表彰式はコロナウイルスの動向を見ながら、日本大使館と相談の上決定し、詳細が決まり次第、改めてご案内する。

 

 

今後行われる各賞の発表、受賞作品の書籍化、表彰式などについては、「新浪微博」(http://weibo.com/duanjp)、「微信公衆号―中日橋段」、作文コンクール特設ページ(http://duan.jp/jp/)で発表するほか、該当者の皆さまにはメールにて随時お知らせいたします。どうぞお見逃しのないよう、こまめな情報チェックをお願いいたします。 

 

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