『中国近現代文学における「日本」

とその変遷』発売決定

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、『中国近現代文学における「日本」とその変遷』を8月上旬、同社から日本全国の書店(オンライン書店も含む)にて発売することを決定した。

 

著者は北京師範大学で博士号を取得し、現在は湖南大学教授を務める気鋭の女性文学研究者劉舸教授である。

 

日本を題材にした中国近現代文学(小説、映画、漫画、詩歌など)を研究対象とし、中国の各時期、各地域の日本のイメージの形成と変遷、そしてその過程における大衆の文化的心理について分析を行った初の研究書である。

 

また、中国大陸、香港地域、台湾地域における日本を題材にした中国近現代文学について体系的に比較研究を行った初の研究書でもあり、渡日中国人の日本へのイメージについても力を入れて研究が行われている。

 

豊富な資料を基に、中国人の奥底にある日本観の全貌をあぶり出すと同時に、中国人の日本観を鏡として映し出された中国人の意識に切り込んだ今までにない意欲作であり、日中関係や中国文化研究の重要な資料として、中国人、中国文化、中国社会を深く理解するのに不可欠な一冊である。

 

広東外語外貿大学東方学研究院学術院長、教授(元北京師範大学教授・劉舸教授の元指導教授)王向遠先生推薦!(中国語版原書は湖南大学出版社から刊行)

 

【著者・訳者紹介】

著者:湖南大学教授 劉舸(りゅう・か)北京師範大学文学博士。湖南大学教授。著書に『民族主義視野中的中日文学研究』(湖南大学出版社刊)、『新編外国文学史』(教育科学出版社刊)。「当代文壇」、「中国比較文学」、「文芸争鳴」、「社会科学輯刊」など国家の中核的な雑誌などで三十余りの論文を発表。

 

監訳:日中翻訳学院

日本僑報社が2008年に設立。よりハイレベルな日本語・中国語人材を育成するための出版翻訳プロ養成スクール。http://fanyi.duan.jp/

 

訳者:日中翻訳学院 本書翻訳チーム

 

ISBN 978-4-86185-290-9

定価 6,200円+税