段躍中編集長

華僑大学の学生にオンライン講義を行う

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長は6月21日、中国福建省にある華僑大学の学生を対象に、「海外でいかに中国事情を語るか―日本滞在30年の実践報告」と題してオンラインで講義を行った。

 

 

華僑大学は、これまで「中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社など主催)で一等賞をはじめ、多数の受賞者が誕生した名門大学。今回の講座は同大学の国際関係学院が主催し、多くの学生が参加した。

 

段編集長は、冒頭に先月亡くなられた華僑大学名誉博士である陳焜旺先生とその著書『日本華僑・留学生運動史』を紹介し、追悼の意を表した。その後、五つのテーマに分けて、1991年に来日してからこれまでの歩みについて詳しく報告した。

 

とくに日中関係専門の出版社「日本僑報社」http://jp.duan.jp を立ち上げ、これまでに「日中相互理解のプラスになる」ための400点もの書籍を刊行してきたこと。

 

中国人の日本語学習を応援する「中国人の日本語作文コンクール」http://duan.jp/jp/ や、日本人の中国体験を記録する「忘れられない中国滞在エピソード」http://duan.jp/cn/ を長年にわたり実施していること。

 

日曜日に池袋の公園で、中国語を中心とする日中交流サロン「星期日漢語角」http://hyj.duan.jp/ を開催し、600回以上を数えること。

 

オンライン講座を中心とした「日中翻訳学院」http://fanyi.duan.jp/ を創設し、ハイレベルの翻訳人材を育てていること――など、段編集長が推進するさまざまな事業活動について紹介した。

 

段編集長は、「オンライン講義で優秀な学生たちと意見を交換することができ、有意義なひとときだった。関係者、学生の皆さんに感謝したい」と語っていた。