3月21日の漢語角ZOOM交流会開催報告 県立広島大学の侯仁鋒教授が「言語と文化」をテーマに講演 一部参加者による写真 【日本僑報社発】3月21日午後、2021年第12回星期日漢語角(日曜中国語サロン、トータル第642回目 http://hyj.duan.jp/)はZOOM(ID:475 379 7520 PW:20201227)で開催した。2時〜5時の間、日中両国在住の20数名の方が参加した。司会担当の日本語教師小橋先生と武漢在住の劉さんがレポートを書いてくれた。 ■2021年3月21日の漢語角ZOOM交流会報告 日本人司会 小橋智大(日本語教師) 2021年3月21日、日本時間14時から17時まで第642回の漢語角がZOOMで開催されました。本日の司会は小橋(日本)と劉恒(中国)が担当しました。 本日は県立広島大学の侯仁鋒(コウジンホウ)教授をお招きし、「言語と文化」をテーマにお話しいただきました。言語と文化という大きなテーマではありますが、両者の関係性について、具体例を交えながらのお話しは大変勉強になりました。中でも、中国の卓球とサッカーを例に“谁也赢不了”、“谁也打不过”の例文を見たときに、自然と意味を理解しましたが、同じ文法構造で、背景や事実関係によって意味が変わることにハッとさせられました。夏と冬で発話される“能穿多少穿多少”の文法構造の違いも大変おもしろかったです。 また、日本語には「クッション言語」という、相手に何かお願いをする時や少し言いにくいことを伝える時などに、本題の前に添えて使う言葉が多く含まれています。それは、単刀直入に事実を述べる中国語を母語とする日本語学習者からすれば、「回りくどい」「めんどくさい」と思われるところかもしれません。しかし、私自身が日本語教育に携わる身として、「襟を正さねば」という思いになりました。 最後になりましたが、本日もご参加いただいきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 ■20210321汉语角ZOOM交流会报告 刘恒(新武汉人) 2021年3月21日(星期日)中国时间下午1—4点,第642次东京汉语角在ZOOM软件上成功举办。由小桥老师以及我(刘恒)担任主持人。 这次的交流会按照惯例,进行了新人自我介绍和分组自由讨论。本次有幸请到原广岛县立大学教授侯仁锋先生进行专题讲演,题目是“语言与文化”。虽然看似很大的一个话题,但侯老师以独特的视角,用具体的例子阐述了以下观点,令人印象深刻。 @语言意思的选择要依靠背景和事实,不然意思就完全相反 (“XX谁也赢不了”、“XX谁也打不过”) A当语法无法解释通时,就要从文化的角度尝试 B文化难以翻译,特别提到日语中一句话的结尾。 (わたしは学生だ/です/である/でございます。) 以上观点令我豁然开朗,之前日语意思的理解一直过于纠结语法,对于有些日语感觉意思有点模棱两可,希望对方说的更明白,其实是缺乏对其背景和某些事实的了解,同时也有文化的因素蕴含其中,让我日后的日语学习有了一个新的定位,在此非常感谢侯老师的演讲。 在分组讨论中,听到了根津老师和侯老师讲述他们当前的生活状态,并给我讲解了“散步”和“散策”的区别,也相互交流了中日上了年纪的人的生活方式以及变化。我也从自身的角度出发讲述了当前中国年轻人对于是否想要二胎的看法等。大家对各种问题进行了面对面的交流和解惑,感觉受益良多。 虽然现在周末有时候需要处理工作,也要带一下小孩,但是只要有时间,希望能坚持参加下去,这是一个很好的面对面的交流平台,感兴趣的朋友一定不要错过。 |