神田さち子ひとり芝居『帰ってきたおばあさん』

平和を願い演じ続け、ついにラスト公演!

 

 

 

 

【日本僑報社発】神田さち子ひとり芝居『帰ってきたおばあさん』、「おや・こ・まご」 につなげる戦争の事実、残留婦人の一生を演じ続けて25年。平和を願い演じ続け、ついにラスト公演!

 

「終戦前後中国大陸に取り残された日本女性」という実在のモデルを主人公にしたこの舞台は、中国(北京・ハルピン、大連、安徽省)でも公演し絶賛。現地TVからも取材を受けました。

 

神田さち子さんがライフワークとして1996年から四半世紀に渡って演じ続けてきた本公演も、今回200回をもってラスト公演となります。

迫真の演技でつなぐ90分をどうぞお見逃しなく!!

 

日  時 2021年3月30日(火)14時開演(31時半開場)

場  所 銀座博品館劇場(全席指定)(地下鉄銀座駅A2出口より徒歩5分)

チケット 4,000円(当日券4,500円)

主  催 神田さち子語りの会(tel&Fax042-480-9369)(skanda846@gmail.com)

後  援 日本中国文化交流協会 一般財団法人澄和

 

 

 

 

好評発売中! 女優・神田さち子渾身の半生記

『忘れえぬ人たち−「残留婦人」との出会いから−』

神田さち子著 1800円+税 ISBN978-4-86185-282-4

 

著書『忘れえぬ人たち』のご案内 http://duan.jp/item/282.html

推薦 映画監督 山田洋次氏

イラスト ちばてつや氏

 

【内容紹介】

子どもたちへの「語り」の世界から「ひとり芝居」へ、さらには中国公演へ――

中国残留婦人の半生を描いたひとり芝居『帰ってきたおばあさん』を1996年の初演以来、日本各地で、さらには中国ハルビン、長春、北京から安徽省合肥まで、微妙な日中関係も乗り越えて公演を重ねてきた女優・神田さち子。

「私たちのことを忘れないでください」という残留婦人の言葉。

「日本にも被害者がいたのですか」という北京外大生の素朴な驚き。

こうした数々の言葉とともに、観衆の熱い声援と温かいメッセージに支えられてきた各地での公演記録や、貴重な出会いの数々を点綴する。

 

【著者紹介】 神田 さち子(かんだ さちこ)

旧満州(現中国東北部)撫順生まれ。朝倉高校、西南学院大学卒業。

1996年よりライフワークとして取り組んでいるひとり芝居『帰ってきたおばあさん』(第55回文化庁芸術祭参加作品)を日本全国で公演するほか、中国のハルビン、大連、北京、合肥ほか各地で公演して好評を博し、現地メディアで多数掲載される。

アメリカ、イタリアでのジャパン・フェスティバルに参加。

映画『ユリイカ』『望郷の鐘〜満蒙開拓団の落日』『母〜小林多喜二の母の物語』『一粒の麦』に出演したほか、NHKラジオ『日曜訪問』、RKB毎日放送、FBS、テレQほか多数出演。

著書に、『奈良のむかし話』『奈良の伝説』(日本標準)『心のはらっぱ―語り愛つむぐ』(萌文社)『あなたに伝えたくて』(悠朋社)がある。

1982年に「車いすの語り部」上埜英世氏との二人三脚により、文部大臣賞受賞。

2017年、第2回「澄和Futurist(とわ・フュ−チャリスト)」賞、2018年、第2回「SEINANWoman of the Year 2018」賞を受賞。