中国文化研究の決定版!

『中国人の苦楽観』

『中国人の食文化ガイド』

同時刊行決定

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国文化研究の決定版となる『中国人の苦楽観―その理想と処世術』と『【愛蔵版】中国人の食文化ガイド―心と身体の免疫力を高める秘訣』の2点を同時に刊行することを決定した。いずれも隣国・中国の文化を理解し、教養をアップするための日本人必読の実用書! ともに近日、全国の書店やオンライン書店で発売される。

 

 

 

 

■『中国人の苦楽観―その理想と処世術』

李振鋼著、日中翻訳学院監訳、福田櫻(日中翻訳学院)ほか訳

 

――中国史上の名士たちの生き様と苦楽観を軸に中国文化を概観する。学生、ビジネスマンから教養人まで、中国を知るための必読の書――

 

【内容紹介】

中国人の苦とは何か、喜びとは何か。本書は中国史上の名士たち、それぞれの生き様を考えながら、現代中国のより深い理解を目的としたものである。

古くから日本と交流が続いてきた国・中国。その長い歴史を持つ国の苦楽観に注目し、軸としながら中国文化全体を概観する。その波乱の多い歴史の中で、中国人は何を求め、悩み、生き抜いてきたのか。豊富な古文の引用と現代中国人の的確な分析、それらを通して読者は発展し続ける今日の中国の強さとは何なのか、という大きな疑問の答えを見出すはずである。

また東アジアに深く大きな影響を与えてきた中国を理解することは、とりもなおさず日本を知ることにもつながる。中国の躍進が続く昨今、己を知り相手を知るために学生、ビジネスマンから教養人まで、必読の書である。

 

著者:李 振鋼(り しんこう)1956年生まれ。政法学院教授、中国哲学史会理事、教育部図書情報工作委員会委員。長く中国古代哲学と伝統文化の教育、研究に携わる。著作は『証人之境――柳宗周哲学の宗旨』、『中国古代哲学史論』など。

 

監訳:日中翻訳学院 日本僑報社が2008年に設立。よりハイレベルな日本語・中国語人材を育成するための出版翻訳プロ養成スクール。

http://fanyi.duan.jp/

 

訳者:日中翻訳学院 福田 櫻(ふくだ さくら) 1988年生まれ。上智大学総合人間科学部心理学科卒業。大連理工大学に語学留学後、半導体関連の中国語和訳に携わる。日中翻訳学院にて翻訳を学ぶ。翻訳書に『習近平はかく語りき――中国国家主席珠玉のスピーチ集』(共訳)。

 

 

 

 

■『【愛蔵版】中国人の食文化ガイド―心と身体の免疫力を高める秘訣』

 熊四智著、日中翻訳学院監訳、山本美那子訳

 

――様々な角度から中国人の食に対する人生哲学を読み解く中国食文化研究の集大成。多彩な料理、ノウハウ、エピソードや成語が満載――

 

【内容紹介】

「吃飯了嗎(ご飯食べた)?」が国民的なあいさつ言葉になる中国人。中国には古くより「民は食を以て天と為す」という言葉があり、中国人は「食」に対して人生哲学とも呼べるものを抱いている。孔子の「不食(食らわず)」の言葉にみえる食へのこだわり、道教に源を発する「火候(火加減)」という言葉、飲食の最高の楽しみである宴会の歴史、今現在世界中で親しまれている豆腐の起源、そして飲食にまつわるエピソードや成語の数々――なぜ中国人はこれほど「食」というものを愛しているのか。本書はさまざまな角度から中国の食を考察する中国食文化の集大成である。文化研究、中国人との交流、ビジネスの場にも役立つ。多彩な料理、飲食のノウハウ、食と栄養、食と免疫力など生きる上での多くのヒントを秘めた一冊。

 

著者:熊四智(ゆう・しち)

中国で著名な料理鉄人、『中華飲食文庫』編集委員、四川省政治協商会議委員、中国調理協会理事、四川調理高等専科学校教授を務めるなど、国際的にも著名な調理学者。中国調理文化の研究に三十余年従事。主な著書に『中国烹飪学概論』、『中国飲食詩文火典』、『四智論食』、『四智説食』などがある。

 

監訳:日中翻訳学院

 

訳者:日中翻訳学院 山本 美那子(やまもと・みなこ) 岡山県出身、神奈川県在住。岡山大学大学院文化研究科修了。中国蘇州大学留学、上海勤務経験あり。帰国後、中国語通訳案内士の資格を取得、2010年には日中翻訳学院で学んだ。共同訳書に『「一帯一路」沿線 65カ国の若者の生の声』がある。