第16回「中国人の日本語作文コンクール」 在中国日本国大使館の後援が決定! 【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所が主催する「第16回中国人の日本語作文コンクール」についてこのほど、北京の在中国日本国大使館の後援が正式に決定しました。 「在中国日本国大使館名義の使用許可について」と題した横井裕中国大使名義の3月24日付文書(許可番号2020年004号)で、「申請のありました事業については、下記のとおり在外公館名義等の使用を許可しますので通知します」として、第16回中国人の日本語作文コンクールにおける同大使館の後援名義等の使用許可が伝えられました。 日本僑報社・日中交流研究所では、在中国日本国大使館の本コンクール開催へのご理解、ご支援に深く感謝するとともに、今年もまた意義のあるコンクールを開催し、参加者、関係者など皆様のご期待に添えるよう努力を重ねる所存です。 今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ■関連報道■ 第16回中国人の日本語作文コンクール 急遽テーマを変更します 「新型肺炎と闘う」 【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所はこのほど、2020年1月に発表した第16回「中国人の日本語作文コンクール」募集要項のうち、募集テーマを急遽変更することを決定しました(コンクール主催:日本僑報社・日中交流研究所)。 本来第16回のテーマのコンセプトを「観光」とし、これに沿った3つのテーマで作文を募集するとしていましたが、今年年初からの新型コロナウイルス肺炎(新型肺炎)の感染拡大の影響で、世界的規模で観光旅行や渡航を自粛・中止・延期する傾向がみられます。2月初めの現時点では、新型肺炎の収束や観光復興の時期について今後の見通しが立たないことから、今回の作文テーマが現状にそぐわない事態となっています。 そこで主催者は、第16回の募集コンセプトとテーマを以下の通り、急遽変更することとします。今回のテーマのコンセプトは、「新型肺炎と闘う」。 これに沿ったテーマは、 (1)新型肺炎と闘った中国人たち――苦難をいかに乗り越えたか (2)新型肺炎から得られた教訓や学んだこと (3)ありがとうと伝えたい――日本や世界の支援に対して ――の3つとします。 テーマの選択は自由で、1人につき複数作品の応募も可能。 中国の人々が、またはあなたがいかに新型肺炎と闘ったか。今後の参考となり得るような、また中国や日本、世界の人々を勇気づけ、元気づけるような力作をお待ちしています。 新型肺炎に罹患された皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い事態の収束を心よりお祈り申し上げます。 【テーマ趣旨説明】 1、新型肺炎と闘った中国人たち――苦難をいかに乗り越えたか 2020年年初から、中国・武漢で発生したとされる新型コロナウイルスによる肺炎が拡大しました。その規模は2月初めまでに2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を上回り、未曾有の事態となっています。 中国では春節休暇を延長し、交通機関を一部停止、団体での海外旅行を中止するなど対策を強化。世界規模での感染拡大を防ごうと努めています。 こうした中、中国の人々はどのように新型肺炎と闘ったのでしょうか? 医療従事者や専門病院を建設した人など最前線で奮闘した人々のようす、またはあなた自身や周りの人たちの実際の体験を紹介ください。それによって中国の人々の勇気ある行動や精神力を多くの人に伝えたいと考えます。 2、新型肺炎から得られた教訓・学んだこと 今回の新型肺炎は私たち人類にどんな警告を発したのか。そこから得られた教訓や学んだことを作文にまとめてください。 例えば、どうしてこれほどまでに感染が拡大したのか、手洗いやうがい、マスクの着用を徹底することで感染予防ができたのではないか――といった反省点。 また新型肺炎が流行したこの冬、外出を控え、自宅で過ごす人々の間から「健康体操」や「手作りマスク」といった様々な感染防止アイデアがSNSを通じて発信されました。そこには困難に直面しても前向きに立ち向かおうとする人々の姿があり、そこから学ぶべき点も多くありそうです。 そこで若い学生ならではの新しい視点や発想で、今回の事態を踏まえ、今後にどう生かすべきかを自由に述べてください。 3、ありがとうと伝えたい――日本や世界の支援に対して 新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、中国に対して多くの国と地域が支援の手を差しのべています。日本政府や武漢の友好都市である大分市からはマスクや医療用防護服が次々と送られました。また世界の研究者たちがワクチンの研究開発を急いでいます。 一方、一部の国では中国人やアジア人を差別し排除するかのような良からぬ動きも見られ、問題視されています。 こうした日本や世界の支援や動きに対して、あなたが思うことを率直に記してください。感謝の気持ちや意見、提言、反論など、何でも構いません。中国の若者たちが、新型肺炎をめぐる諸外国とのつきあいの中で、何をどう感じたか、どのように考えたか、メッセージを伝えてください。それは必ずや2020年における相互理解の第一歩となることでしょう。 |