新中国70周年を記念した文集発刊

漢語角で贈呈式

 

 

 

 

中華人民共和国建国70周年を記念した文集「日本人70名が見た 感じた 驚いた 新中国70年の変化と発展」(A5版、563ページ)が、日本僑報社から出版された。9月22日にあった第610回漢語角では、この日参加した4人の著者に、編者の段躍中代表が書籍を贈呈した。

 

元在重慶日本国総領事の瀬野清水さんは、外務省の語学研修生時代に文革期の遼寧大学に留学した際のエピソードを寄せた。新中国建国の年に生まれ、今年古希を迎える瀬野さん。「中国に関わった人が良い思い出や伝えたい思いを書いたこの本を通して、中国のことを知ってもらえることがうれしい。中国のことを知らない人や若い人にこそ読んでほしい」と話す。北京電影学院で「美しさ」について考えた経験を伝えた埼玉県小川町の小林美佳さんは、「著者の中に20年以上も前の知人の名前を見つけ、縁を感じた。生涯にわたり文化交流を通して、誰かを笑顔にする生き方をしたいと改めて思えた」。この他、江西省で日本語教師を務めた体験をつづった佐藤正子さん、徳島市から帰省していた高橋豪さんにも手渡された。

 

 著 者 笹川陽平 島田晴雄 近藤昭一 西田実仁 伊佐進一 小島康誉

 池谷田鶴子 など70

 

 編 者 段 躍中

 

 発行者 段 景子

 

 出 版 日本僑報社

 

 判 型 A5判 568頁上製本

 

 定 価 4900円+税

 

 発 行 2019926

 

 ISBN 978-4-86185-283-1

 

 注文先 http://duan.jp/item/283.html

 

【内容紹介】2019101日、中華人民共和国は70回目の誕生日を迎える。この70年、とくに改革開放の40年において中国は著しく発展し、GDP(国内総生産)世界第2位の経済大国となった。隣人である日本の人々は中国の変化と発展をどう見ているのか?日本僑報社は日本の各界人士から原稿を募集し、優れた70本を選んでこの一冊にまとめた。本書は「正能量」(ポジティブ)な内容に満ちた一冊であり、中華人民共和国成立70周年への祝福メッセージでもある。

 

【著者】

 

笹川陽平

 

 日本財団会長

 

島田晴雄

 

 首都大学東京理事長

 

近藤昭一

 

 衆議院議員・日中友好議員連盟幹事長

 

西田実仁

 

 参議院議員・公明党参議院幹事長

 

伊佐進一

 

 衆議院議員・財務大臣政務官

 

小島康誉

 

 新疆ウイグル自治区政府文化顧問・

 

 公益社団法人日本中国友好協会参与

 

池谷田鶴子

 

 医師・公益財団法人日中医学協会理事

 

など70

 

【編者】

 

段 躍中

 

日本僑報社代表・日中交流研究所所長