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日本僑報社の最新刊 『「一帯一路」沿線65カ国の若者の生の声』発売
【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国の新経済圏構想「一帯一路」を沿線各国の若者の声から知る『「一帯一路」沿線65カ国の若者の生の声』を刊行した。6月中旬より、全国の書店やオンライン書店で好評発売中だ。人民日報海外版「中国故事工作室」編、日中翻訳学院の山本美那子氏、桝矢薫氏の共訳。 習近平国家主席が2013年に構想を提起した「一帯一路」をテーマに、2017年4月に中国長沙・泉州でユネスコ青年創意・遺産フォーラムが開催された。本書は「一帯一路」沿線65カ国から集まりフォーラムに参加した青年一人ひとりへのインタビューと、各国の「一帯一路」現況を記録。経済協力だけでなく「民心の通い合い」によって沿線の国と地域を深く結びつける「一帯一路」の本質、そして世界の国々、特に若者たちが「一帯一路」をどう見ているかがわかる一冊。 ■『「一帯一路」沿線65カ国の若者の生の声』 人民日報海外版「中国故事工作室」編、 厳冰・陳振凱主編、 山本 美那子・桝矢薫訳 日本僑報社刊 ――中国が提起した経済圏構想「一帯一路」沿線65カ国から集まった青年たちの声を掲載。各国の「一帯一路」事情がわかる一冊―― ■『「一帯一路」沿線65カ国の若者の生の声』 目次 序文 若き朋あり遠方より来る、また楽しからずや 王 樹成 志を同じくする者は、海や山を隔てても遠くない 杜 越 コミュニケーションと希望 欧 敏行 上編 青年の友人 65カ国の青年代表一人ひとりのインタビュー記録 下編 美しい時間 「一帯一路」青年創意・遺産フォーラムに参加した 65カ国の青年たちが中国で過ごした一週間の記録 あとがき 「一帯一路」と青年が出会ってから 申 玉彪 ■『「一帯一路」沿線65カ国の若者の生の声』 「序文」より(抜粋) 若き朋あり遠方より来る、また楽しからずや 人民日報社編集委員兼人民日報海外版編集長 王 樹成 新しい時代の幕開けです! 2017 年5 月14 日、世界規模の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開幕した中国の首都北京には、各国の代表が集まり、世界中の注目の的となりました。本フォーラムは、2014 年に北京で開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議、2016 年のG20 杭州サミットに次いで、中国が主催した重要な国際会議の一つです。 (中略) フォーラムの前夜に人民日報海外版傘下の「中国故事工作室」から派遣された精鋭チームは、世界中のメディアがうらやむプロジェクトを、一週間で成し遂げました。それは、「一帯一路」沿線の65 カ国から少なくとも一人ずつ、合計73 人の青年にインタビューをするというものです。 (中略) 65 カ国の青年たちは、長沙と泉州の美しい二つの都市で、忘れられない一週間を過ごしました。滞在中、彼らは陶芸や書道の芸術体験を通じて、中国の伝統的な文化の奥深さを肌で感じ、都市の全貌を目の当たりにしました。彼らの中には、かつて交戦または対立した国々の出身者もいましたが、中国では握手して歓談していました。また、戦いの渦中にある国から来た青年は、中国で人々のぬくもりや相互理解の心を身に染みて感じていました。このような彼らの経験や物語が、「民心の通い合い」、「文明の交流と相互参照」、「運命共同体の構築」という「一帯一路」の指針を生き生きと表現しているのです。 (中略) 読者がこの本を手に取った時、65 カ国の青年たちの精彩を放つ物語と、彼らが中国で過ごした輝かしい一週間を目にすることでしょう。これは一つの始まりに過ぎません。「一帯一路」は大きな流れに乗って、人々の心に寄り添い、民心の通い合いを基盤として、真心を込めて未来の友好関係を築いていくものなのです。世界中の国々が心を一つにして手を携え、全力を傾け、共に美しい明日を切り開いていくことを心から望んでいます。
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