日中翻訳学院の高橋院長と自由に語らう 「翻訳名人サロン」、毎週木曜開催へ 日本僑報社・日中翻訳学院は、高橋弥守彦学院長(高橋塾塾長、日中通訳翻訳協会会長)と翻訳について自由に語り合う「翻訳名人サロン」を5月16日(木)より、毎週木曜午後2時半〜4時、東京・西池袋の日本僑報社で開催します。 サロンは基本的に自由な進行とします。出版翻訳の経験者に、その作品や経験についてざっくばらんに語ってもらい有益な情報を共有するほか、中国語原文のわかりにくい表現、訳しにくい内容、こなれた日本語訳の表現などについて意見交換をする貴重な機会となります。 参加者は、原則として翻訳学院の受講生とします(一般参加も可能)。 詳細およびお問い合わせ先は以下の通り。 翻訳のレベルアップとプロの出版翻訳者を目指す方は、ぜひご参加ください! ■日中翻訳学院「翻訳名人サロン」 日 時: 5月16日(木)より、毎週木曜 14:30〜16:00 会 場: 日本僑報社 〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-17-15 TEL
03-5956-2808 参加費: 受講生および修了生は無料(一般:3000円/人) URL: 日中翻訳学院 http://fanyi.duan.jp/ お問い合わせ: k@duan.jp ※ お申し込みの際は「申込表」にご記入いただきます。こちらのメールアドレス宛に連絡ください 関連情報 「高橋塾」第3回「日中中日翻訳フォーラム」、5/25池袋で開催へ http://duan.jp/news/jp/20190525.htm 【日本僑報社発】日本僑報社・日中翻訳学院は、高橋弥守彦学院長(大東文化大学名誉教授)が塾長を務める中文和訳の通信講座「高橋塾」の第3回「日中中日翻訳フォーラム」を5月25日(土)午後、東京・西池袋の西池袋第二区民集会室で開催します。 今回のフォーラムは、第1部として、高橋先生が「中国語の空間詞をいかに訳すか」をテーマに基調講演。第2部として「高橋塾」の受講生を中心とした、翻訳ステップアップのためのスクーリングを行います。 この翻訳フォーラムは、日中文化交流の促進をめざし、「信・達・雅」(忠実に、なめらかに、美しく)を翻訳のモットーとして、中国語のよりよい日本語訳のあり方を探ります。 万障お繰り合わせの上、ご来場ください。 (本メルマガではシステム上、以下の簡体字が文字化けする可能性があります。弊社サイトのご案内を確認ください) http://duan.jp/news/jp/20190525.htm ■第3回「日中中日翻訳フォーラム 基調講演: 高橋弥守彦 日中翻訳学院院長(日中通訳翻訳協会会長、大東文化大学名誉教授) テーマ: 「中国語の空間詞をいかに訳すか」 内 容: 高橋塾第3期6編目 第5回課題文に以下のような文があり、下線部をどのように訳すかという問題が発生しました。 ‘三双老手一同抹去两张脸上的泪,三双老手一同把两个跪着的人掀下了海,再同喊一声:“回去吧――鸽子。你们……”’ 『三人の老人は若い二人の涙を拭ってやると、跪いた若い二人を力強く海に突き落とした。それから同時に叫んだ。「生きて帰れ――鳩子。お前ら幸せにな……」』(高橋訳) 受講生の皆さんは、この部分の訳を大別すると、以下の3通りの訳にしてありました。どの訳も正しいと思われますが、なぜなのかを考えてください。 (1) 「じっさまたちはそれぞれ阿根と鳩子の涙をぬぐい」 (2) 「兄弟3人は、ゴツゴツした手で2つの顔を流れる涙をぬぐうと」 (3) 「じっさまと弟たちは、その両手で、鳩子と阿根の頬に伝わる涙をぬぐってやり」 なお、以下の中国語の文では、中国語の“在+方位词短语”を日本語の格付き空間詞ではどのように訳すのかとその理由も考えてきてください。スクーリングに参加してくださる皆さんで一緒に考えて見ましょう。 (1)他们在公园里打棒球。 (2)他们在公园里藏了一把宝剑。 (3)他们在公园里散散步。 (4)那个单杠在公园里消失了。 【講師紹介】高橋弥守彦(たかはし・やすひこ)先生 大東文化大学名誉教授、日中通訳翻訳協会会長、東日本漢語教師協会会長代行、国際連語論学会顧問兼名誉副会長、日中対照言語学会顧問、日本中国語教育学会名誉会員、東松山市中国語学習会顧問、華中師範大学語言学系客座教授、延辺大学特約撰稿研究員、遼寧対外経貿学院研究員など。専門は中国語文法学、日中対照言語学、翻訳学(中文日訳)。 著書に『中日対照言語学概論―その発想と表現―』(単著、2017年、日本僑報社)、ほか多数。 [主催]日中翻訳学院 [日時]2019年5月25日(土)午後2時〜4時(1時半〜受付) [会場]西池袋第二区民集会室・和室 〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-8-20 http://urx3.nu/PSXL [参加費]1000円 [申込方法]メールで日中翻訳学院事務局( fanyi@duan.jp )宛に、お名前、職業、連絡先(住所・電話番号)をご記入の上、お申し込みください。 ※ お問い合わせ Tel
03-5956-2808 Fax 03-5956-2809 (担当・南) |