日中翻訳学院の通信講座「武吉塾」

21期公開セミナー 39日開催へ

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中翻訳学院は、翻訳家の武吉次朗先生が主宰する中文和訳の通信講座「武吉塾」の第21期スクーリング及び公開セミナーを2019年3月9日(土)午後、東京・豊島区の西池袋第二区民集会室・大会議室で開催します。

 

今回は、新しい体制でスタートした「武吉塾」第21期の講師である若手翻訳家・町田晶先生と東滋子先生が、添削を終えての総評を実例を交えながらわかりやすくお話します。この他、日本僑報社の出版翻訳事業の紹介、新規翻訳書の企画のお知らせ――などを予定。武吉先生はこの日が「武吉塾」スクーリングでの最後のご挨拶となります。

 

続く自由懇談では、先生方を交えて全国各地から参加した受講者たちが翻訳をめぐり自由に意見交換をします。さらに、武吉先生も登場されたNHK BS1のスペシャル番組「中国“改革開放”を支えた日本人」(210日放送)をご紹介する予定です。

 

「出版翻訳のプロ」を目指す多くの受講生たちと、実際の交流や情報交換を通して、モチベーションアップと翻訳のスキルアップにつなげることのできるチャンス!

 

詳細は下記の通り。皆様、ふるってご参加ください。

 

日時:2019年3月9日(土)午後2時〜4時30分(1時30分より受付)

会場:西池袋第二区民集会室・大会議室

   〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-8-20  http://urx3.nu/PSXL 

主催:日本僑報社・日中翻訳学院(お問い合わせ電話番号:03-5956-2808

   http://fanyi.duan.jp/ 

定員:50名(先着順。武吉塾受講者のほか、ご興味のある方はどなたでも参加できます)

会費:1000円(資料と茶菓子代。当日受付で申し受けます)

申込方法:メールで日中翻訳学院事務局( fanyi@duan.jp )宛にお名前とご連絡先(住所、電話番号)をご記入の上、お申し込みください。

 

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内容:総評として「中国語翻訳の落とし穴―― 一見簡単に見える単語にこそ隠れている翻訳の落とし穴。うっかり落ちてしまわないために必要なこととは……」(町田晶先生)

「自分の日本語を客観的に見る力、鍛える力――中日翻訳の50%は日本語を練る作業。そこでキーとなる、自分の訳文を客観的に見る力とは……」(東滋子先生)

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【講師略歴】

 

■ 武吉次朗(たけよし・じろう)先生

1932年生まれ。1958年、中国から帰国。日本国際貿易促進協会事務局勤務。1980年、同協会常務理事。1990年、摂南大学国際言語文化学部教授。2003年退職。フェリス女学院大学オープンカレッジでの翻訳講座をへて、2008年より日中翻訳学院にて中文和訳講座「武吉塾」を主宰。20194月より日中翻訳学院顧問。

主な訳書・著書(小社刊)に『新中国に貢献した日本人たち』(中国中日関係史学会編著、武吉次朗訳、2003年)、『続・新中国に貢献した日本人たち』(同、2005年)、『日中中日翻訳必携』シリーズ(武吉次朗著、2007年〜)。

 

■ 町田晶(まちだ・あきら)先生

東北大学大学院文学研究科中国哲学専攻修士号取得。日中翻訳学院武吉塾などで中国語翻訳を学ぶ。現在はプロの翻訳者として産業翻訳、出版翻訳等の仕事に携わる。得意とする分野は思想、哲学、美術、工業、食文化等。プライベートでは国際交流活動に長年参加し、中国人留学生を始めとする学生の生活支援やネパールでの教育支援などに貢献している。

主な訳書に、チーグアン・ジャオ著『悩まない心をつくる人生講義』(日本僑報社、2016年)がある。

 

■東滋子(ひがし・しげこ)先生

北九州市立大学外国語学部中国学科卒業。北京大学に一年間留学。物流会社、日系航空会社北京支店勤務。帰国後翻訳に携わる。全国通訳案内士。武吉塾は第4期より受講。

主な訳書に、『中国の未来』(2013年)、『小さなぼくの日記』(2016年、いずれも日本僑報社)がある。