日本僑報社の最新刊

『中国式管理―世界の経済人が注目する新マネジメント学』

3月下旬から発売へ

 

 

 

 

【内容紹介】中国式管理とは何か。管理者・被管理者双方の心理に立脚し、個々人の修養と協力によって社会を作り上げる新たな視点を提示する。

合理的な成果主義の「アメリカ式管理」、組織の中で共生共栄する「日本式管理」とも異なり、管理する側・される側の双方の心理に立脚し、互いに「己を磨き、人を安心させる」というユニークな思考と方法論を提示している。

古典に学び、現代に生かす温故知新の中国発マネジメント理論。人を重んじる柔軟かつ奥深い方法論を詳しく解説し、ビジネスの場面に限らず、中国人の行動規範を理解するための新たなヒントになる一冊。

 

著者、曾仕強(そう しきょう)1934年生まれ。イギリスオックスフォード大学管理哲学名誉博士、イギリス国立レスター大学管理哲学博士、アメリカトルーマン州立大学行政管理修士。台湾智慧大学校長、興国管理学院校長、交通大学教授などを歴任。中国式管理の巨匠、華人三大管理学者の一人、最も学生に歓迎される教授の一人、最も企業人に歓迎される十大講演者の一人と称されている。主な著書に『中国式の管理行為』、『管理思考』、『管理の王道』、『大易管理』など。

 

訳者、内山正雄(うちやま まさお)1971年、中国湖北省荊門県生まれ。85年母親が中国残留孤児だった関係で家族とともに来日。97年専修大学経営学部情報管理学科卒業。同年、ソフトウェア開発、のちにオフショア開発に従事。現在に至る。2004年、西安出張で「百家講壇」なるテレビ番組で曾仕強教授の管理理論に感銘を受け、翌年出版したばかりの『中国式管理』を買い求め、以来その実践と翻訳に勤しむ。