滔天会文化講演会 『大平学校』著者・孫暁英氏招き 新年1/26開催へ 【日本僑報社発】アジア解放という大志を抱き、中国の辛亥革命(1911年)を支えた日本の革命家、宮崎滔天(1871−1922年)の意志を汲む、民間の日中交流の集まり「滔天会」の文化講演会が2019年1月26日(土)午後、東京・西池袋の東京芸術劇場で開催されます。 2018年12月18日に開催された中国の改革開放40年式典では、中国の改革に貢献した外国人10人が表彰され、日本人として松下電器産業(現パナソニック)の創業者・松下幸之助氏と、大平正芳元首相が写真付きで紹介されました。 そこで今回の文化講演会では、大平正芳記念財団の大平知範理事長と、早稲田大学で博士号を取得し、『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』(日本僑報社刊)の著者でもある孫暁英氏を迎え、中国の改革開放に貢献した大平正芳元首相について語っていただきます。 ■滔天会文化講演会 日 時: 2019年1月26日(土)午後2〜4時(1時半〜受付) 場 所: 東京芸術劇場内 会議室 (〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8-1) 演 題: 「中国の改革開放に貢献した大平正芳元総理を語る」 挨 拶: 大平知範氏(公益財団法人大平正芳記念財団理事長) 講 師: 孫暁英氏 (『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』著者) 司 会: 段躍中(日本僑報社・日中交流研究所) 会 費: 一人¥1,000 (当日・茶菓子代) ■孫暁英著『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』 日中平和友好条約締結を背景に、日本の対中ODAで北京に開かれた「大平学校」。故大平正芳元首相が設立に尽力した、中国における日本研究・日本語教育の拠点として知られる。1980年の開設から5年間で91人の日本人講師が派遣され、延べ600人の中国人日本語教師を育成した。 本書は「大平学校」研究家である著者が、両国関係者への綿密な取材をもとに、同校が日中教育文化交流ひいては日中関係にもたらした影響について考察、その全貌を初めて明らかにする。条約締結40周年を迎え、日中関係再構築への道標を示す貴重な一冊! 徐一平氏(中国日本語教育研究会名誉会長、元北京日本学研究センター長)、新保敦子氏(早稲田大学教育学部教授)共同推薦! ■講師・孫暁英氏略歴 1979年中国山西省生まれ。2006年天津外国語大学大学院修了、同専任講師を経て2007年から2年間中国教育部国際合作・交流司に出向。2009年より早稲田大学大学院に留学し、2015年に博士学位(教育学)を取得。主な著書に『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』(大平正芳記念財団第29回環太平洋学術研究賞受賞作、日本僑報社2018年刊)など。 |