第1回「忘れられない中国滞在エピソード」表彰式

中国大使館で盛大に

 

 

程永華大使と原麻由美さんby段躍中

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社主催・第1回「忘れられない中国滞在エピソード」の表彰式及び祝賀会が1122日、東京・港区の駐日中国大使館で開催され、受賞者やその家族、日中友好団体、メディア各社ら約150人が出席し、盛大にこれを祝った。

 

席上、程永華駐日中国大使が祝辞を述べ、「まず交流から。交流から理解が生まれる。理解が深まって、初めて信頼が生まれる。信頼が深まって初めて友好だ」などと受賞者たちにエールを送った。

 

餃子がつないだ中国人の継父との心の交流を描いた最優秀賞・中国大使賞作など、40本余りを収めた受賞作品集『心と心つないだ餃子』(日本僑報社)は11月下旬、全国各地の書店、オンライン書店で発売される。

 

◆『心と心つないだ餃子』第1回「忘れられない中国滞在エピソード」受賞作品集

http://duan.jp/item/265.html

 

【報道紹介】

 

・中国大使館サイト

http://www.china-embassy.or.jp/chn/sgxxs/t1615677.htm

 

・人民日報ネット版

http://japan.people.com.cn/n1/2018/1122/c35421-30416502.html

 

・新華社ネット版

http://www.xinhuanet.com/world/2018-11/24/c_1210000448.htm

 

・朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASLCQ4GFTLCQUHBI00J.html?iref=pc_ss_date

 

・共同通信の配信地方紙

http://goo.gl/Bzotdb

 

・共同配信(中国語)

https://china.kyodonews.net/news/2018/11/b4b6d44e8d80.html

 

・中日/東京新聞(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018112201001854.html

 

・「日中友好へ…“中国滞在”作文コンクール」(日本テレビ1122日放送、動画あり)

http://www.news24.jp/articles/2018/11/22/10409879.html?from=timeline&isappinstalled=0

 

◆報道特集

 http://duan.jp/cn/vol.1-taizai/jushoshiki.html

 

 

「忘れられない中国滞在エピソード」表彰式に参加して――浅井稔さん(2等賞受賞)

 

【日本僑報社発】第1回「忘れられない中国滞在エピソード」の表彰式及び祝賀会に出席された2等賞受賞の浅井稔さん(東京都、会社員)からこのほど、事務局に表彰式の詳しいレポートが届きました。浅井さん、大変ありがとうございました。以下の通り、全文をご紹介させていただきます。

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今夏に応募したある作文コンクールで運良く入選し、本日中国大使館で行われた表彰式とレセプションに出席しました。作文のお題は「忘れられない中国滞在エピソード」というもの。

ちなみに、主催した日本僑報社の段躍中編集長は、30歳を過ぎてから来日し、苦学を経た後に、草の根の日中交流活動を続けつつ、大手出版社が手を出さない様な中国書籍の翻訳書や日中相互理解に役立つ書籍の出版を行うなど、日中間の交流と理解を広める活動を地道にエネルギッシュに続けてきた人物。

 

実は、プライベートや仕事上の実体験をベースに自分の中で温めてきた異文化理解の要諦についての持論を文章にし、出来ればそれを対外的に表現してみたいと以前から思っていたので、今回の作文コンクール応募と入選(入選作品は本として出版される)は本当に良い機会となりました。

(因みに、私の作文の題名は「お膳文化と円卓文化」。詳しくはここでは説明しきれませんが、日中間の思考と行動様式の根本的違いをお膳と円卓の違いになぞらえて持論を述べたもの)

 

表彰式には程永華中国大使にも出席され、祝辞を頂きました。その中で、友好というものは一足飛びに到達出来るものではなく、まず「交流」、そして「理解」、次に「信頼」、その上で「友好」に到達するというお話があり、全くその通りと大変な共感を覚えました。

それは、自分自身も公私共に中国や中国の人々との付き合いはもう30年近くになりますが、その中で真の「友好」は、国家間は言うに及ばず、日中の個人間の関係でさえ、そう簡単に実現出来るものではないとの持論を持つに至っている為です。ですから、前段の三段階(交流→理解→信頼)を疎かにしたままで、甘美な響きを放つ「友好」を軽々しく口にする事は、相手に対し、根拠のない過剰な期待、やがてそれが転じての大きな失望を生み出す危険な行為とも考えています。

 

何はともあれ、今日の表彰式では、アラフィフの私とは親子程も歳が離れた若い入選者の方々も多く、彼らが素直で真っ直ぐな感覚で自らの日中交流の体験を生き生きと語るのを目の当たりにすることが出来、なんだか爽やかな気分になって家路に着く事が出来ました。

 

p.s.

たまには、私の晴れがましい姿と通常、小学生にはなかなか見られない世界を見せるのも良かろうと、小三の娘も同伴したものの、娘の感想は「眠かった。でもパーティーで出た水餃子、美味しかった!」。 ← 妻と一緒に苦笑いの結末。

 

記念写真記念by石小寧