関口知宏著『「ことづくりの国」日本へ』新装版発売記念

知られざる中国の最新事情報告会

講師:藤村幸義氏(日中関係学会副会長)

 

 

 

 

日本僑報社は“鉄道の旅”で知られる関口知宏さんの著書で大好評ロングセラーの『「ことづくりの国」日本へ』の新装版をこのほど刊行いたしました。これを記念して日中関係学会副会長の藤村幸義氏に「知られざる中国の最新事情報告会」と題し、進化発展のめざましい中国の最新事情についてご講演いただきます。日時は1027日土曜日午後2時〜、西池袋第二区民集会室

 

中国や世界を鋭く見つめた『「ことづくりの国」日本へ』と日本日中関係学会編の『中国の“穴場”めぐり』は今から4年前、小社からほぼ同時に刊行し、後者には関口さんの特別インタビューを掲載、ともに好評を博しております。毎日新聞の全5段広告(9/9付)にも後者の広告を大きく掲載いたしました。

 

この『中国の“穴場”めぐり』の企画・執筆・編集を担当し、関口さん特別インタビューの「聞き手」を務めた藤村氏は、この8月に「世界のIT拠点」といわれ急速な発展を遂げる中国・深圳を訪問。「その発展ぶりに圧倒された」と驚嘆されています。

 

そこで今回は、藤村氏に知られざる深圳の発展報告など中国最新事情を語っていただき、お隣の国・中国との今後のつきあい方について考えたいと思います。

 

◆『中国の“穴場”めぐり』のご紹介。ガイドブックに載っていない観光地

 

【特別収録】関口知宏が語る「異郷有悟」 日本との違いをかき集める旅-中国鉄道大紀行36000キロで見つけたこと-

 

元中国大使・日中関係学会会長宮本雄二 『まえがき』より

 

本書の特徴は、単に景色がすばらしいとか、観光的な価値があるとかいうだけでなく、紹介を通じていまの中国の文化、社会、経済の背景をも浮き彫りにしようと心掛けたことでしょうか。中には旅行社に頼んでも、簡単には行けないような場所もあります。

 

【内容紹介】広大な中国はまだ見ぬ「穴場」だらけ!?

 

悠久の歴史と広大な面積を誇る中国には、万里の長城や天安門広場、上海の外灘(バンド)など観光名所が多数あるが、このほかにもたくさんの「訪れる価値のある観光地」が存在する。本書では中国での滞在経験豊富なメンバーが、それら「穴場スポット」に関する情報を、地図と写真、コラムを交えて紹介している。

 

ガイドブックにはない名所がずらり

 

ホロンバイル、カラクリ湖、巴馬村、?州市…本書に登場するのは、最近まで外国人の立ち入りが禁じられていたところや、文化大革命で破壊され放置されていたところ、近年になりようやく観光地として整備され始めたところなど、これまでの市販のガイドブックではほとんど取り上げられてこなかったスポットを中心とする全30カ所で、手記を読むだけでも今の中国の文化や社会、経済の背景にまで触れることができる。

 

「フジサンケイビジネスアイ」の人気連載を再構成

 

本書の内容は「フジサンケイビジネスアイ」で連載されていた「FOCUS中国」を加筆、再構成したものである。執筆者は商社マンや大学教授、各省庁の職員、メディア関係者、留学生など日中関係学会会員を中心とする「中国マニア」とも言えるメンバーが中心で、彼らが自ら出向いて仕入れた、ほかではなかなか目にすることができない「ディープなネタ」がぎっしり収録されている。定番の中国旅行に飽きた人には旅行ガイドとして、また、中国に興味のある人には中国をより深く知る読み物として楽しめる一冊となっている。

 

【執筆者一覧】(掲載順、敬称略)藤村幸義 杉本勝則 服部治 杉田欣二 原田修 高山勇一 伊藤俊彦 島村誠 岡川秀毅 謝宇飛 江原規由 張厚泉 張兵 金子家治 韓静 平沢健一 范雲涛 段躍中 王敏

 

◆書誌データ

中国の「穴場」めぐり

編著 日本日中関係学会

出版 日本僑報社

判型 A5160(フルカラー)並製

定価 本体1500円+税

発行 2014626

ISBN 978-4-86185-167-4  C0036

注文先 http://duan.jp/item/167.html 

 

 

99日付けの毎日新聞掲載