周恩来生誕120周年記念出版

『我的七爸周恩来』日本語版が刊行決定!

 

 

周爾鎏氏の新著『我的七爸周恩来』表紙

 

 

【日本僑報社発】今年は、日中平和友好条約締結40周年、中国の改革開放40周年、そして周恩来総理生誕120周年の節目の年にあたる。

 

そこで日本僑報社では、これを記念する翻訳出版として、中国の初代総理・周恩来の親族にあたる周爾鎏氏の新著『我的七爸周恩来』(中央文献出版社)の日本語版刊行を決定した。

 

周爾鎏氏(1929〜)は、元北京大学副学長、元駐イギリス中国文化参事官。

 

その祖父は周恩来の父と直系の兄弟にあたり、周爾鎏氏はかつて同族として周恩来家族と一つの邸宅に暮らしたこともあるという。そんな周恩来を周爾鎏氏は「七爸」と呼び、最も親しい“おじさんと甥”のような関係だった。のちに中国社会発展研究センターの主任を務めた周爾鎏氏は、周恩来とその妻で政治家のケ穎超に伴われ、多くの外国人賓客と会見した経験もある。

 

本書は、そんな周爾鎏氏が一族の歴史や自身の生い立ちから、周恩来その人の人となりや行動、思想、世界、影響力などについて誠意を込めて記録したもの。人間・周恩来の知られざる一面が今ここで明らかになり、本国中国でも大きな話題を呼んだ一冊。

 

待望の日本語版は、2019年に刊行の予定。