14回「中国人の日本語作文コンクール」

3等賞以上の優秀賞81人と佳作賞を発表!

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所が主催する「第14回中国人の日本語作文コンクール」は厳正な審査の結果、3等賞以上の優秀賞(入賞候補者)81人(作品)と佳作賞221人を選出、9月19日にそのリストを発表した。

 

入賞された皆さん、誠におめでとうございます!

また惜しくも入賞を逃された皆さん、今回は残念でしたが、これに懲りず次回はさらなる上位入賞を目指してチャレンジしてくださるよう、よろしくお願いいたします。

入賞者リストは以下の通り。

 

*3等賞以上の入賞者リスト(81人。登録順であり、最終順位ではない)

 http://duan.jp/jp/201881.htm 

 

*佳作賞入賞者リスト(221人。登録順)

 http://duan.jp/jp/2018221.htm

 

協賛は、(株)ドンキホーテホールディングス、(公財)東芝国際交流財団。

後援は、在中国日本国大使館、日中友好7団体、日本日中関係学会、(一社)アジア調査会、中国日本商会、北京日本倶楽部など。

また、朝日新聞社がメディアパートナーとなる。協力は日中文化交流センター、(公財)日中国際教育交流協会など。

 

14回日本語作文コンクールは、従来通り日本での半年以上の留学経験のない中国人学生を対象として、今年は5月8日から31日までの約3週間にわたり作品を募集した。

精査し集計した結果、中国のほぼ全土にわたる28省市自治区の235校の大学、専門学校、高校などから、計4288本もの作品が寄せられたことがわかった。これは前年の4031本を大きく上回り、近年でも上位に並ぶ作品数の多さとなった(1人につき複数応募もあるため、作品数は延べ数とする。なお、重複して登録された作品は、重複分を欠番とした)。

 

日中関係は昨年、国交正常化45周年、そして今年は平和友好条約締結40周年という記念すべき年を迎えた。この5月には中国の李克強首相が公賓として就任以来初めて日本を訪問、両国首脳の相互訪問についても早期実現に向けて期待が高まるなど、日中関係は改善への動きをさらに加速させている。

こうした前向きな両国関係の背景をとらえ、中国で日本語を学ぶ中国の若者たちの日本語学習熱や日本への関心が依然として高まりを見せていることが示された形となった。

 

詳しい集計結果を見ると、応募総数4288本のうち、男女別では男性787本、女性3501本。女性が男性の約4.4倍を数え、圧倒的に多かった。

また、今回のテーマは(1)中国の若者が見つけた日本の新しい魅力 (2)日本の「中国語の日」に私ができること (3)心に残る、先生のあの言葉――の3つあり、テーマ別では(1)2045本 (2)540本 (3)1703本 と、(1)が最も多かった。

 ※「テーマ趣旨説明」 http://duan.jp/jp/20182.htm

 

(1)が最多となったのは、年々増加を続ける訪日中国人客が2017年は過去最多の約735万6千人を記録した(日本政府観光局)ほか、インターネットの発達により国境を超えた情報共有が進むなど、「“日本の新しい魅力”が中国の若者にとっても、より身近に感じられるものになった」ためと考えられる。

地域(行政区)別では、寧夏回族自治区、チベット自治区などを除く中国のほぼ全土にわたる28省市自治区から応募があった。最多は浙江省の559本、次いで山東省の416本、広東省の408本、江蘇省の399本、遼寧省の383本と、日本語学習者が多いとされる中国東北部と沿海部からの応募が上位を占めた。

 

応募作は例年にも増して甲乙つけがたい優秀な作品が多く、コンクール事務局を中心とする第1次審査員も非常に頭を悩ませた。

今後は、外部有識者の審査員による2次審査を経て、国際電話による口述試験、さらに在中国の日本大使自らによる3次審査まで行い、最終的に最優秀賞・日本大使賞1本、1等賞5本、2等賞15本、3等賞60本の計81本を確定、随時発表することになる。

 

最優秀賞受賞者には、副賞として「日本1週間招待」の特典が与えられる。また3位までの上位入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される予定。

さらに1212日(水)には、例年通り中国・北京の日本大使館で、入賞者たちを表彰する「表彰式・日本語スピーチ大会」を開催する計画も進められている。

 

このほか日本僑報社・日中交流研究所は先に、第14回日本語作文コンクールの「園丁賞」を発表した。「園丁」とは中国語で教師のことを意味しており、同賞は日中国交正常化35周年に当たる2007年の第3回から、学生の作文指導に実績のある学校を表彰している。

具体的には1校で50本以上の応募があった学校を授与の対象としており、今回は湖州師範学院(153本)、吉林華橋外国語学院(151本)、大連工業大学(137本)など、計40校を表彰することとなった。

*「園丁賞」受賞校一覧 http://duan.jp/jp/2018c.htm

 

【中国人の日本語作文コンクール】

日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の相互理解と文化交流の促進をめざして、2005年にスタート。中国で日本語を学ぶ、日本に留学経験のない学生を対象として、2018年で第14回を迎えた。

この14年で中国全土の300校を超える大学や大学院、専門学校などから、のべ4万1490名が応募。中国国内でも規模の大きい、知名度と権威性の高いコンクールへと成長を遂げている。作文は一つひとつが中国の若者たちのリアルな生の声であり、貴重な世論として両国の関心が集まっている。

 

◆◆大好評発売中!◆◆

『日本人に伝えたい中国の新しい魅力―日中国交正常化45周年・中国の若者からのメッセージ』 http://duan.jp/item/252.html 

――今を生きる中国の若者たちのリアルな「本音」「生の声」。日中関係の未来への明るい希望を感じ取ることができる一冊。最優秀賞(日本大使賞)をはじめ、第13回中国人の日本語作文コンクールの受賞作81本を収録――。

 

【優秀賞(3等賞以上)各賞決定について】

2等・3等賞の各賞決定は10月中を予定しており、最優秀賞・日本大使賞(1名)と1等賞(5名)の最終発表は11月上旬までに行う予定です。

今後、行われる各賞発表や表彰式、受賞作品集の刊行などについては「新浪微博」(http://weibo.com/duanjp )、「微信公衆号―中日橋段」(微信公式アカウント)、日本僑報社の公式メールマガジン「日本僑報電子週刊」(https://www.mag2.com/m/0000005117.html) および作文コンクール特設ページ(http://duan.jp/jp/ )にて随時お知らせいたします。

また、受賞作品集には佳作賞受賞者のお名前も掲載させていただきます。

関係者の皆様は、ぜひこまめにチェックしてください!

 

 

※3等賞以上の入賞者の皆さんへ データ送付のお願い※

 

3等賞以上の入賞者リストにお名前のある方は、以下の2つのデータを 1212@duan.jp あて、件名を【入賞者データ送付】として9月29日(土)までにお送りください。

 

★送付するデータ★

1、顔写真のデータ

受賞作品集に掲載するため、下記の要領でお願いします。

 

・3カ月以内に撮影したもの

・正面、上半身(胸から上)、無帽、無背景、服装は自由

・縦4.5cm×横3.5 cm(ふちなし)

・カラー画像

300kb以上のjpgファイル

300kb以下の場合、きれいに印刷できない可能性があります)。

 

2、添付した受賞者登録表(イメージは下記の写真)の内容をよくお読みいただいた上で、各項目に必要事項を入力し、ご返信ください。

 

※注意事項※

1、締め切り厳守でお願いします。

締め切りを過ぎた場合、受賞作品集に写真が掲載されない場合があります。

 

2、ご自身の氏名・所属学校名など受賞作品集に掲載する際は、基本的に日本語漢字で表記します。ただし一部の漢字は日本語漢字にないため、統一表記ができない場合があります。予めご了承ください。

 

3、佳作賞受賞者(221人、予定)で、ご自身の氏名・所属学校名などに誤りがある場合は、正しい日本語表記を1212@duan.jp あて、件名を【佳作賞データ送付】として、9月29日(土)までにお送りください。

 

日本僑報社・日中交流研究所

14回中国人の日本語作文コンクール事務局

http://duan.jp/jp/